あらすじ
北町奉行所・臨時廻り同心の白縫半兵衛は、旗本の次男坊の行状を調べるよう、申しつけられる。尾行てみると、昼日中から女郎屋に入り、賭場を荒らして金を盗むという「虚け者」との評判通りの体たらくであった。これでは親が心配するのも当然……そう思った半兵衛だったが、実は一連の行動には、抜き差しならぬ訳があった。「世の中には知らん顔をしたほうがよいこともある」江戸の世に舞う人情裁き、大好評シリーズ第8弾!
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Posted by ブクログ
藤井邦夫 著「戯(たわ)け者」、新・半兵衛シリーズ№8、2019.6発行。美人局(つつもたせ)、長い一日、こそ泥、戯け者の4話。長い一日と戯け者は、いつも通りの面白さです。美人局とこそ泥は読むのにいつもより時間がかかりました。それは自分の老いか、著者(作品)の老いか・・・w。
お久し振り
神代新吾さん、念願の、定町廻り同心になったんだ。お久し振り。これからも、活躍して欲しい。
真っ当に生きている人達には、あくまでも優しい。知らん顔をして、徒に罪人を、作らない。半兵衛さんの生き方が、格好良い。