夏が始まると「夏が始まったな～！」と思うし、ちょっと涼しくなってくると「夏、終わったなぁ」と思うんですよねぇ。
なんとなく、夏だけは始まりと終わりをちゃんと意識しちゃうというか…。
この作品は、そんな夏のなかの出来事を切り取ったお話です。
イケメンの佐伯とその同級生の渉。
ふたりは映画好き同士の趣味友です。
月に2、3回お互いの気になる作品を映画館に見に行き、帰りに感想を言い合う友達。
なんと尊い関係でしょう…。
羨ましすぎて、エモが爆発してしまいそうです。
この時点でもう僕は何があってもこのふたりを応援しようと決めました。
幸せになってくれ…。ビーハッピー…。
一見するとふたりは本当にただ仲のいい友達同士のように見えることがあります。
しかし、ふとしたきっかけでどうしたって友達のままでいられなくなる瞬間も訪れる…。
気恥ずかしくも、かけがえのないふたりだけの時間…。
BLを読んでいると「もう早くくっつけ！」と思うことも多いのですが、本作の場合は「この時間よ終わるな～～～」と叫びたくなってしまいました。
番外編の「君と夏のあと」を収録した『君は夏のなか 番外編』も併せて読んでほしいです。
是非お勧めです！
夏を大切にしたくなる一冊です。
感情タグBEST3
匿名 2024年02月22日
ちょ、ちょ、ちょっ！！！？
そこで寝ないで～っ！！
せっかく少し進展したかと思ったのに～
恋人の家だよ？
も少し緊張感もとうか！？
でも、最後に渡からのキスはよかった！！
渉くんんん！キミ寝すぎだよ！すぐ寝るね！？
緊張感持とうか！？恋人の家にお泊まりだからね！？
いやでもそういう無防備なところも可愛くて好きなんだろうなぁ〜幸せならオッケーです！
萌
匿名 2023年08月01日
もう何回も読み返しています。夏の舞台。性格の良い二人が主人公。もう目が離せないです。これからどういう大人になっていくのか楽しみです。
この関係性を尊いというのでしょうか。
恋人だから、付き合ってるからと無理してないのがもう本当にいい。
君と夏の中 大学生の二人のある夜
無自覚天然キャラの渉にどこまでも律儀な千晴
二人の少しずつ少しずつ進む関係性がたまらない番外編。
短編なので短いですが、十分萌えて癒されます…
本編や他の短編もお読みでしたら、是非購入をお勧めしたいです！
2人の関係性がちょっと進みます
渉のほうから千晴にキスするシーン、こちらまでドキドキするような、でもとっても柔らかい空気感で心が温かくなりました。頑張る渉も浮かれた千晴もどっちもかわいい！大学生ならではのゆったりとした時間、幸せに過ごしてほしいなぁと思いました！
何気ないほんの些細な日常だけど、突然消えてしまった過去があるからこそそれが幸せなのだと実感させられる。渉の戸惑いながら前に進もうとしている優しさがモダモダするほど可愛い。
最高に可愛い二人を見れて眼福です、、
あーもっとこういう二人のシーンを沢山見たいな〜
繊細な表情の描き方が素晴らしくてセリフが無くても二人の感情が溢れていて何度も読み返してしまいます
本編を読んでから数年経っていて、番外編を今気づいてしまった。
相変わらずでしたね。純粋さがまだ続いていて驚き。年齢的にがっついていいのに、ピュアすぎる。そこが萌えなんだけれど♡
読めてなかった部分を追いつかねば。
渉から佐伯にキスをします。
「頑張ってくれてありがとう」と佐伯が言うんだけど、佐伯の表情や直後の渉の言動の表現で二人の気持ちがちゃんと描写されてるのがすごい！
決して渉が無理をしてるような表現に見えないのがほんとにいいです。
思いを通じ合わせた後の、ある一夜の話。
慌てず焦らず、胸の内の熱い想いを大切にしている様子が丁寧に描かれている。
じんわり心に染み入ってくる。
ちゅうするだけで大変。でも、この子らはこの歩みなんだと思って居たから続きがあるんだ…てか続き見られるんだって驚いた！この先の二人がみたいような妄想でもいけそうな…(笑)
この作品はとても大好きで、久しぶりに読もうと思ったら続編がでていたので、即購入しました。
エロは全くないんですが、胸がキュンキュンする展開に大満足です。
今回も、キスしてもらうだけのその行為だけで胸キュンが止まらない作品でした。
二人の物語、ずっと読んでいたいです。
