あらすじ
獣使い編クライマックス&新章突入!
NHK Eテレ「浦沢直樹の漫勉neo」への登場で更に注目を集める岩本ナオの最新作!
七人兄弟の五男・獣使いは、鳥の姿になった娘・シロネンと共に神殿の捜索を進める。そこで出会った「8のジャガー王」と共に迎え撃つのは――!?
獣使い編クライマックス&新章開幕の第5巻!
感情タグBEST3
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謎解きしなきゃ
10回近く読んで特に気に入ったセリフはこれ。
「お化けのくせに普通に出てこないでくださいよ、ジャガー王」
物凄い格の高い霊に対するぞんざいな言い方が出来るルカ先輩。親しささえ感じさせる物言いが素敵。
あと、獣つかいがシロネンちゃんの話を聞いて何が腑に落ちたのかは不明。自分だけが特別で、兄弟は普通だと思ってるのか、或いは兄弟みんながそれぞれの国の創世の神の役割を持ってると思ったのか。
以下はその前の感想。
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3回目か4回目の感想を。
1回目はストーリーさえまったく分かってなかったみたい。下にそのまんま残しておくけれど。
今、ストーリーは理解できた。
6巻や7巻まで読んでやっと。
フラカンによって人間に戻るまでがひとつの物語だと思っていたけど、そうではなくて伏線がたくさんあったということ。古代の王、ジャガー王や2500年の恨みと共に現れた、食べ物が豊富な国の大きな亡霊が話の筋に大きく関係しているということも。そしてそれは外交官のナレースワンについてた亡霊だということも。
それと作者の絵が素晴らしい。
人間になったシロネンが獣つかいを探して猫に頼み、案内をして用が済んだ猫が獣つかいの肩から下りる際の手足の描写が非常にリアルでまるで動いているかのように見えた。
ジャングルの動植物の絵も、白黒なのにまるで極彩色のような鮮やかさ。
話の筋が分かってきてやっと諸々鑑賞するゆとりができた。
獣つかいもルカ先輩もサムソンもこれから食べ物が豊富な国へ行くようだけど、基本的に獣つかいはもう帰国せず、ここの国で生きてく方針なのかな?
今後が楽しみ。
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最初の読後感は謎だらけだった
(国語力を増したい)
なぜ、ルカさんは獣使いを穴に突き落としたの?
やるだけのことはやったと記録させるため?
だから安全を確認した上でやったの?かな?
彼は出発するとのことだけど、国へ帰るのかな?
だからルカさんは言い訳をやっぱり用意するのかな?
世界樹とあったけど、ハラペコの陰はイノシシみたいだった。
フラカンの古代の王様に食べ物の国の王様が何か言ってたけど、現代の王様は無関係なのよね?