あらすじ
夜が深まる頃、暗闇に温かい灯りをともすように「真夜中のパン屋さん」はオープンする。 今回のお客様は、居候女子高生の希実につきまとう、少々変わった転校生。 彼が企む“計画”により、パン屋の面々は、またもや事件に巻き込まれていく。 重く切なく、でも優しい、大人気シリーズ第3弾!! 巻末には装画を担当する山中ヒコさんのエッセイを特別に収録。
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Posted by ブクログ
なんか最後らへんが美作親子がどうなるのかヒヤヒヤ、ドキドキした。孝太郎の行動の裏に隠された本心が徐々に明らかになっていくのが面白かった。安倍がどんな人なのか分からなくてモヤモヤしながら読んでたけど最後はいい人っぽくで終わって良かった。
Posted by ブクログ
登場したときは、胡散臭い人とかどう考えても悪い人、って印象でも、読み進めていくうちにその人にはその人なりの事情があったり過去があって、実はそんなに悪い人じゃないのかも、なんて人物ばかり。
これは物語だけど、現実世界でもそうなのかもな。
第一印象ももちろん大事だけど、それに惑わされずに相手と接することができるから、相手のいいところを見つけられて、仲間が増えていくんだろうな。
このパン屋さんはそういうことができる人たちの集まりだ。
見習いたいな。
非ユークリッド
非ユークリッド幾何学でしたね。平行線はまじわるのか。頭の固さ関係なく、知ってればNOと言うでしょう。常識だから。その常識なら交わらない平行線をどうにかくっつけようと希実ちゃんが奔走します。アンジェリカもなかなか好きです。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
夜が深まる頃、暗闇に温かい灯りをともすように「真夜中のパン屋さん」はオープンする。
今回のお客様は希実につきまとう、少々変わった転校生。
彼が企む〝計画″によりパン屋の面々は、またもや事件に巻き込まれて行く。
【感想】
Posted by ブクログ
真夜中のパン屋さんシリーズ。前巻を読んでから、ずいぶん間が空いたが、楽しめた。
希美の前に現れた、腹話術人形を操る転校生、幸太郎のせいで、普通の高校生では経験しないだろう事件に巻き込まれていく。
希美の過去もまた少し明らかになり、残りの巻も読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
第三弾 今回のステキなゲストは転校生です
今回の作品こそ奇想天外、どんでん返しの連続技
キャラの設定がくらくふかく凄惨だから大河ドラマ
を見ているような人間模様が楽しめます(*´▽`*)
美作孝太郎
父、美作元史の婚外子で同じく婚外子の水野こだま
の異母兄(こだまは母に捨てられた希美の弟分)
ひきこもりをヤメテ腹話術人形のアンジェリカ共々
転校してきた
安倍周平
魔法使い志願で美作元史のクラスメイト
限りなく怪しいのだが・・・
Posted by ブクログ
まよパンシリーズ第三弾。もう読むのが止まらない。前作から話が続いているのも面白い。
今回は謎の転校生が登場。登場人物に悪い人がいないのが安心して読める。
あー、おいしいパンが食べたい‼︎
Posted by ブクログ
真夜パンシリーズ第3巻。
突然、やってきた転校生とその親子関係にスポットを当てつつも、主人公「希実」の親子間関係に秘められたことも徐々に展開されてくる。
「大丈夫。君ならちゃんと、乗り越えられる」人は言葉に導かれると・・・(P357)
色んな人々との出会いと別れの中で、美味しいパンを求めて「やってくる真夜中のパン屋さん」には、人を導く言葉と愛情があるのだろうか・・・
だから、カッコウの巣なのかな?
今後の「希実」の親子関係が分かってくるか、乗り越えられるか「希実」。
第4巻に益々期待です!