【感想・ネタバレ】舞妓さんちのまかないさん 4のレビュー

京都と言えば舞妓さんですが、舞妓さんは、仕込みとして修行期間を乗り越えなければならないし、なりたい少女たちは全国から集まってくるけれどオンでもオフでも京言葉で話さなければならないし、しかも、なってからも芸を磨き続けなければならないという厳しい職業。このお話は、青森から舞妓さんになるために京都へやってきた2人の女の子、仕込みからあるきっかけでまかないさんになったキヨと舞妓になるためにひたすらがんばるすみれの奮闘記でもあり、ふんわりしたグルメ(?)マンガでもあるという稀有な作品です。でもこれが本当に美味しそうで可愛くて、読んでいてたびたびほっぺたがゆるみます。舞妓さんや花街に関する小ネタも満載で、お作法が大変そうだけど、一度くらい舞妓さんを呼んでみたくなるかも。

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停電やら節分やら

停電で暖房器具類が使えなくなった時にしゃぶしゃぶを用意してくれるキヨさん、良かったですね。作者の人となりもその辺に出ているというか。
節分絡みのエピソード、バレンタインに余って貰った商品券で調理用チョコを買ったり、時間もゆっくり経過していく感じが心地よいです。
回想で中学の文化祭も出てきましたね。

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2023年05月25日

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良かった

毎巻、四角で囲まれたト書きは、知らず知らず、花街のうんちくを増やしてくれます(*「お茶屋まわり」、「節分のお化け」、「ごはんたべ」など)。全国各地から集った、舞妓さんたちが暮らす屋形で起こるであろう食文化の違いも描かれています。

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2023年02月01日

匿名

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あたたかい

冬のある冷えた日、外出先から帰ってきたおかあさんから牛肉を受け取ったキヨはお昼ごはんのメニューを何にしようか考えていたが、屋形が停電によって暖房器具が使えない状態になってしまい……。

自由時間にもかかわらず顔を覚えてもらったりお座敷に上がる機会を少しでも増やすためにお願いに上がるなどの意味合いでお茶屋さん回りをする百はなは相手のことを覚えるのに熱心だが……。

おかあさんが熱を出して寝込んでしまい、何か温かいものをと考えていたキヨは京都では風邪を引いたらおかゆではなくうどんを食べるということを初めて知る。
しかし彼女の知っているうどんは京風とはまったく違うことから、おかあさんのために京都のうどんを作るための材料探しに出るのだった……。

京都の寒い冬と祇園の厳しい世界を生き抜く温かい料理に満ちあふれたおはなしだった。

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2023年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【覚え書き感想などなど】

※食あたりのため、食事を制限していて
しばらく読み返すのをやめていたのだけど
久々に読んだらやっぱり美味しそうで
レビューも再開。

第33話
ここで登場、京都のおうどん!
私、関東者ですけど、うどんは西のが好きなの。
そんなこともあってか、
キヨちゃんが疲労からの風邪で高熱出した
市のおかあさんの為に
おうどんを作ったのが嬉しかったし
それでおかあさんがぽろ、ときて、
「ほんなら、いただくえ!!」となったのも良かったなあ。

第35話
わーい、節分のお化けだー。
これも「玄椿」で知ったけど
こちらの方が、姉さん芸妓の為に準備すら舞妓ちゃん達の様子も分かって、ありがたい。

第38話
そうか、豆まきの豆は地方によって違うのか
うちの方も落花生産地なのに、まくのは大豆だわ

第39話
節分の日。
クエン酸パワー!

第40話
ごはんたべ
これも「玄椿」で知った
キヨちゃんがホワイトソースをかけるところが
美味しそうで!
グラタン、一時期は外でもあまり見かけなくなったけど
その後扱うお店がまた増えてきて嬉しい。
自分でも作ることはあるけど、大変なんだよね。
洗い物の量がすごい。

第41話
キヨちゃんのブラウニーのはしっこ、絶対美味いやつ!!

おまけ
この話、とりわけ好きで。
つる駒ちゃん(メガネちゃん)達が
わざとキヨちゃんに負けて
「ええで」「うちら言うこと聞くえ」と言うのが可愛い!!

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2019年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

厳しい世界でしかも自分の家でもなくこういう生活をしている中で
食べたいものが食べられるというのはとても大きいと思う。
相手が同世代の子だというのも大きいのではないだろうか。
キヨちゃんはキヨちゃんで食べたがっているものを作ってあげられることが幸せに感じられるのも素敵。
自分も北海道での豆まきは落花生だったことを思い出した。

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2023年09月01日

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