あらすじ
【応援の声続々!】物心ついた頃から“ブス”だったわたし。子供の時に参列した結婚式に憧れて、せめて誰かの幸せな瞬間を演出したいと、ウェディングプランナーの職に就いた。様々なお客様が人生の門出を祝おうとホテルを訪れる。そんなわたしが、やり手の美形上司・久世課長に求婚(プロポーズ)された!? 「香澄さん、ずっと探していました。あなたのような…絶世のブスを」「はぁ!?(怒)」三浦しをん憤然!「こんな男に香澄みたいないい子はふさわしくない!(笑)」。2016年ノベル大賞受賞作。
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Posted by ブクログ
生まれたときからブスだった。
こんなにド直球に数えられないくらい、ブスブス言われる主人公は果たしているだろうか??
しかもその相手は主人公にプロポーズまでしているというのに…
『ずっと探していました、あなたのような絶世のブスを!こんなブスは見たことがない!ブスの中のブス』
ウエディングプランナーである香澄と美形上司の久世課長との恋愛&お仕事小説!
ブスと言われても、周りから変な目で見られようとも、暗くならず明るく仕事をしている香澄が素敵!!
久世課長のキャラが、ぶっ飛んでて面白いが、仕事で助けてくれる素敵上司。
そして、久世課長に対する香澄の心のツッコミがおもしろい。
ただの恋愛ではなく、ウエディングプランナーのお仕事も見れて、途中感動しました。
そして、武内さん優しい。素敵。
私も読んでて癒された...
ホントに面白いです!
Posted by ブクログ
あまりの言われように、そして主人公のツッコミに笑ってしまった。
Gと比較、例えなんてひど過ぎる。
でもひたすらまっすぐに思ってて、つい絆されてしまう。許せないけど(笑)
お花屋さんのが良いのに…でも課長も応援したくなる…かなぁ。
表紙全て顔隠れてるけど、ここまでくると顔が気になってしょうがない。。
Posted by ブクログ
香澄ちゃん、ほんっとにいい子なのに何で久世課長にいっちゃうの!こんな変態、気持ち悪すぎる!武内さんと幸せになってほしかったし、お似合いだったのに~。かなり大変なミスがあったけど、香澄ちゃんの日頃の行いと人望で、みんなの協力を得て何とか乗り切りました。ミスはいけないけど、やっぱりいい子なんですよね、香澄ちゃん。だから、くどいけどこんな変態とくっつくのはもったいなさすぎます!
Posted by ブクログ
私にできることは、あなたの幸せを演出すること!
絶世のブスである自覚を持ち、それゆえに誰かの幸せな瞬間を演出したいとウェディングプランナーの仕事に励む北條香澄。異動してきた美形の年下上司・久世課長にいきなり求婚されるが——。
久世課長がどう考えてもひどい。いくらなんでもサイコパスすぎない? 本当に物は言いようだと思いつつ、主人公があまりにも挫けないので一気に読んでしまった。笑えるか笑えないか、ギリギリのラインを突っ走っている。ウェディングプランナーのお仕事小説としては、仕事のハードさも描かれていて、なかなか面白い。
外見については繊細なもので、確かに自分より美女のウェディングプランナーを嫌がってしまう花嫁の気持ちもわからなくはない。そして指名されるいわゆる"ブス"の気持ちも。どうして人は外見に拘ってしまうのか。外見を自分の自信に結びつけることができればいいのに、その呪いは解くのが難しい。主人公と久世課長の今後が妙に気になる物語。
Posted by ブクログ
うーん、すごく題材としては良かったんですが、どうしてもブスを連呼する久世さんを好きになりきれなかったです。褒め言葉のつもりだし、最後のあたりは彼が本気で好きになってきているのはわかるんですが、どうにも続きもこうだと思うと・・。