あらすじ
アルベルトと婚約し幸せいっぱいのセイ。結婚式の準備が始まるなか、第一王子カイルを大使としたザイデラ使節団で、原因不明の病に倒れた者がいるとの話を聞く。セイが無関心でいられるはずもなく……急遽ザイデラ行きが決定!
しかし出迎えてくれたカイルによると、誰も病に罹っていないという。さらにセイ達の帰路を断つかのように港が閉ざされてしまい……!?
新たなグルメや魔法との出会いで、セイの魔力がまたしても大暴走!
※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『璃寛皇国ひきこもり瑞兆妃伝 日々後宮を抜け出し、有能官吏やってます。』(著:しののめすぴこ)のお試し版が収録されています。
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テンユウ皇子がいるザイデラに任務にあたっているカイル王子一行で病人が出たと急ぎの手紙が国王に届く。違和感がある宰相とその勘を信じた国王は聖魔法が使える師団長のユーリを向かわせることにしたがセイも行きたいと婚約したアルと相談、結婚準備よりザイデラに一緒に向かうことにした。聖女ということは隠して向かい、元気なカイル王子と合流する。
匿名
セイさん、ザイデラへ…
前回、ようやく団長さんと婚約しましたが、直ぐに結婚とは行かず。
ザイデラからの知らせを聞き、今回は国外ザイデラへと…
周囲の優しさに甘え、観光気分でザイデラへと行ったものの、なにやら不穏なご様子です。
次巻に続く。
あの人と再会
召喚された聖女としてな任務を終えたセイの、新たな日常ということで、婚約、そしてザイデラへ。というお話です。ザイデラでは、ある人物との再会があって。いろいろ陰謀を感じるけれど、何が起こっているのかわからない状態なので、今回はセイの活躍は見られません。ちょっと肩透かしされた気分です。
Posted by ブクログ
第三騎士団団長のアルベルトと婚約した、異世界から聖女として転生したセイ。
第一王子カイルを大使としたザイデラ使節団で原因不明の病に倒れた高位の者がいるとの話が舞い込み、関心を止められなかったセイは、結婚式に向けた準備を保留にしてアルベルトや宮廷魔導師団師団長のユーリらとザイデラへ。しかしカイルによると、誰も病に罹っていないとのこと。安全のため、すぐの帰国に向けて動くが港は閉鎖。
割と切羽詰まった状況な気はするものの、無敵メンツすぎるからか、みんなゆるっとしてる。ユーリにいたっては、暴走気味に研究してるし(かわいい)
かわいいといえば、第二王子レインも(台詞はないがイラストが)かわいかった。
物語としては、この作品的には珍しくものすごく途中で終わり。本編のアルの存在感はちょっと薄め。
面白かったのですが。。。
物語はザイデラに行く事になって、何が起こるのかドキドキワクワクしながら読ませて頂きました。
が、全然何にも起こらず終わりました。泣
いうなればザイデラ編プロローグですね。
それに本編が全体の66%までしか無かったのがガッカリです。いや少なすぎでしょう?
物語は面白かったけど物足りない感が半端ないです。
せめて事件の一つくらい起こして次に繋げて欲しかったかなぁと思いました。
今回はドレヴェス様がザイデラでただただ楽しんでいた感じでした。まぁそれはそれでドレヴェス様が可愛かったですけどね!
匿名
うーん…
この王国はワンマン運営なんでしょうか…?
国王と並ぶほどの尊い聖女様を、違和感のある手紙かあった、しかも安全の確保が不安定な外国に、本人の希望と婚約者の説得だけで派遣するものなんでしょうか…?万能薬があるのに…?
コミック版のイラストが好きで小説版を読んでいるようなものなのですが、作者が動かしたいようにキャラクターを動かしているようで、違和感が拭えないです。以前から気になっていた部分ですが、今回は特にそう思ってしまいました。
主人公や師団長様のチートや団長の王子様っぷりはまぁ女性向けラノベだしこの際問題に思わないです。
ただ、墨の作り方やホーク家との顔合わせシーンなど書き込みがしっかりしているところと違い、貴族社会や王国の上層部については厚みがなく、『あ、あんまり興味ないのかな』というのか透けて見える気がします。きっと国の偉い方々見えないところで会議やらしてるんでしょうが、その重みが見えないくらい迅速に決定が下されますね☆都市ごとの距離感も分かりにくいです。プロットとは…?
国の救世主たる聖女様が望めば何でも叶えてあげたいのは結構ですが、ダメなことはダメと言えないふわっふわな国は継続が難しいと感じてしまいますねー。
団長様も折角名前で読んでほしいと言ってるのにモノローグですら結局一度も呼ばれないし、身内だけのときですら婚約者らしい場面がないのは可哀想ですねー。
大まかなストーリーの流れは好きなんですよ。好きなんですけど、だからこそどうしてもそういうところが気になってしまいます…あとがきでもヤバいとかヤバさとか、作家の語彙力なの…?