あらすじ
【最終章、激震…!!】
バラバラになった妖館住人達…、拘束されてしまう双熾…、昏倒する残夏…、命と対峙する蜻蛉―――…、そして、百鬼夜行の裏側に存在する人物とは…!?
(C)2013 Cocoa Fujiwara
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匿名
ミケとかみんなのこと助けてくれて、おもしろくていい人だと思ってた思紋の裏の顔が…やってることえげつなすぎる!
りりちよとミケはより深い関係になれてよかった。
蜻さま…嘘でしょ!?
Posted by ブクログ
離れ離れとなった面々が再び妖館へと集う10巻である。やや手早な展開ではあるが、やはり再集合する展開は胸熱である。
父母との関係に一つの終止符を打ち、拉致監禁された双熾を救出に行く凛々蝶がハイライトだろう。お姫様を助ける一反木綿に、一人命尽きてゆこうとする残夏を引きずり出す卍里。それぞれが皆を後押しし、再び集う展開である。
そんな中で、一人命と相対峙し行方不明となっていた蜻蛉の死が告げられることで、物語は最終巻に向けた引きとなっている。
色々と物語は終結に向けて状況を展開しているが、シリーズを通して何度も描かれた二人の関係、再び互いに出会い契りを結ぶ凛々蝶と双熾のシーンこそがこの巻の華だろう。
エモショーナルな展開であり、完結巻たる次巻への期待もいや増す物語だった。星五つで評価したい。
Posted by ブクログ
終わりが近づいてきて、段々、物語に感情移入が出来なくなってきた今回。
というか、パラレルワールドがたくさん存在していて、たくさんの凛々蝶ちゃんがいて、たくさんの双熾がいて、最早誰に感情を傾けていいのかわからない。
この二人のカップルは好きなんだけど、二人がそれぞれ迷走していて、自分の素直な想いを吐露してくれていないから、ちょっととっても悲しい。
そうやってすれ違っちゃったら、僕はこの二人のどこのラブラブさに燃えればいいんだ! と、意味のわからないところで憤ってしまったりしているこの巻でした。
物語のあらすじとしては。
世界中にある妖館が襲われ始めて、凛々蝶の父親が迎えに来て、もはや妖館は安全な場所でない、となってしまって、みなそれぞれ実家へと帰っていく。
けれど、陽炎が襲われてしまった、という話を聞き及んだメゾン・ド・妖館の面々は、結局、自分の意思で妖館に戻ってくることを決意する。
ところが、妖館に残る、と言っていた双熾だけが帰ってこない。
だから、今度は凛々蝶が双熾を助ける番……。
お互いがお互いを助けたいと思ってるに違いないって渡狸に言われて初めて気がつくなんて、この二人も対外人間関係に難有りだと思うけど、それでもやっぱり、幸せになってほしいなあ……って思うのですよね。
本当の黒幕がわかって。
このまま終わりへと突っ走ってしまうのかどうかはまだわからないけれど、できればもうちょっと終わらずに私を楽しませてほしいなあ……と思うんですけどね。
そろそろ本当の本当のこの物語の評価をするときが来るのだと思ったら、ちょっとつらくなります。
物語はピリオドが打たれたときに本当の価値が決まる、と思っている私にとってはすべてがそこに集中してしまうので、つらいです。
できれば、みんなにとって幸せな終わりであってほしい。
そして相変わらず番外編の萌が半端ないんですけど……
(二次創作やる必要がないくらいに)
Posted by ブクログ
もう二ケタだった。
ということで、最終章進行中。
主人公たちのそれぞれの思いや葛藤、先祖がえりであることの意味や、周りの態度など、良いところ、悪いところひっくるめて覚悟を決めてますが、さてラスボスたちのほうはどうなるやら。
ラストまであと少しですね。
転生もの、タイムスリップものはハッピーエンドが決めにくいのですが、ハッピーになってほしいです。
うん、素直な主人公可愛いです。
そしてお母様がいい感じですね。話してみればなんてことはない、ということもあるということ。まぁ、まれだとは思いますが。