あらすじ
【主従×妖怪×愛。】
最高級マンション「メゾン・ド・章樫」。そこは妖怪の先祖返り達が集う、妖しい館―――。藤原ここあの名作、全11巻同時発売!!!
(C)2010 Cocoa Fujiwara
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Posted by ブクログ
双熾の来歴と嘘が詳らかになる二巻である。
ここでの物語の中心は、凛々蝶の婚約者である青鬼院蜻蛉だ。双熾の幼馴染であり、かつての主人でもあった彼の妖館への帰還により、双熾は自ら嘘を語ることを余儀なくされている。
そこで語られた彼の半生と、そこで覚えていた諸々の感情は、一巻で見せていた彼のヤンデレめいた凛々蝶への傾倒の由来を明らかにしている。その内容は文学的であると言っていい。
ここでの彼と彼女の再会は実にエモーショナルである。星五つで評価したい。
しかし、メニアックさんが言うメニアックが本当にメニアックで笑ってしまう。ここまで的確だと、残念系美人というよりも、突き抜けてる系美人とでもいうべきお人だろう。
Posted by ブクログ
カルタちゃんのご主人は凛々蝶の婚約者さんでした。双熾の生い立ちから今までがわかったり、何故凛々蝶のことを以前から知ってたのかがわかったり、お互いに大切に思っていることがわかったり。最終回に思われるのも無理ない盛り上がりでしたがこれから先どうなるのか。しかし1・2・4号室の住人の関係はやたら密なのに3号室の二人だけ妙にぽつねんとしてるよなー。ああ、でも連勝さんは凛々蝶の近所のお兄さんだったんだっけ。あと皆純妖怪から身を守る身だろうのに護る者と護られる者に別れてるのはなんでだろ。力の差?一反木綿や豆狸はともかく鬼にそれ程弱いイメージはないんだけどなぁ。