【感想・ネタバレ】草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 絆の煙草入れのレビュー

あらすじ

「気の強ぇ女が二人――こいつぁ危ねぇ組み合わせが出来上がっちまったな」
――時は文政。江戸の通油町にある本屋、草紙屋薬楽堂の面々に、曲亭馬琴に認められた武家の女、只野真葛が加わった。
売出し中の女戯作者・鉢野金魚(はちのきんとと)と貧乏戯作者・本能寺無念(ほんのうじむねん)、もと御庭番の読売屋・北野貫兵衛らとともに、真葛は怪異がらみの噂と企みの背後の闇を探り始めるが……
江戸の本屋を舞台に戯作者=作家が謎を解く!
人情と不可思議、嘘と真実、粋な会話とかなわぬ望み――読み心地抜群の大人気時代小説シリーズ、待望の第ニ弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

江戸の作家と版元(本屋)を主役と舞台に謎解きをするシリーズ2作目
幽霊や妖の噂話、それは口伝の果てに不可思議になった人為的な謎
その謎や犯罪を解き明かしていく女流作家の卵、金魚と仲間達の痛快劇

実在の女流文学者、只野真葛も登場して、さらに賑やかに楽しくなった今巻
強烈なキャラクターだった故に、仙台に帰っちゃうのが寂しかったです

江戸時代の作家たちや本屋、版元の仕事内容や作業工程などを知れるのも面白い

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2022年09月22日

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