【感想・ネタバレ】球詠 5巻のレビュー

あらすじ

立ちはだかる埼玉四強、梁幽館戦!!初回に先取点を上げ、善戦を続ける新越谷ナイン。緊迫の展開が続く中、詠深の投球に変化の兆しが…??そして第1打席は敬遠した、高校通算50本塁打の主砲・中田との勝負は如何に…!?

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わりと理論的に野球やっている漫画だが、超能力的なものの存在も
はっきり描かれていて、それがいいアクセントになっている。
一定以上の強者は何かを”感知”できるらしい。
選手でもないのにたびたび強者に”感知”される芳乃と、
能動的に”行使”までできる息吹と、川口姉妹がチートすぎる…!

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

詠深は本当に抜群の投手だなぁ。強豪校にばかすか打たれてもメンタル崩れないし、中学時代の経験から球数も多く放れるし、強い直球を除いてスピードは無いもののコントロールは良い
弱小校であっても投手が良ければそれなりの野球ができるみたいな話を聞くけど、舞台となる新越谷はその典型例か

そして梁幽館との戦いはいよいよ佳境へといった印象
学校としての実力差は大きく開いているはずなのに、まるで実力が拮抗しているかのように試合が展開するのはどちらも戦術の読み合いをしているからだと伝わってくる描写は好み
それによって試合展開がゆっくりとしたものになっているのも確かなんだけど、両者の読み合いを細かく描いてくれているために、非常に面白い内容になっている

特にその読み合いの度数が最も高かったシーンと言えば、満塁の場面での四番打者敬遠のシーンか。
被害を最小に抑える為のブーイング覚悟の押し出し。しかもこれを命じたのが監督や顧問などではなく、1年生マネージャーの芳乃なのだから尚の事面白い

そのような奇策を披露しつつ、その後の回も堅実に守っていたのだけど……
やはり四番打者は大当たりするからこそ四番打者と呼ばれるのだろうね。中田が何球も粘った後にホームランを打ち上げるシーンは圧巻
そうして開いてしまった点差に対して新越谷の面々はどうやって対抗するのかな?


あんまり本筋とは関係ないんだけど、本作に登場する女の子たちってやっぱりスタイル良いよなぁ…なんてとある部分を見ながらどうしても考えてしまう

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2019年04月20日

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