あらすじ
惣五郎の従兄・武市、源介の兄・蔦丸に関係を猛反対されながらも、共に歩んでいくことを選んだ惣五郎と源介。友人の西田に協力を仰ぎ、当面の問題を解決しようと奔走する。一方、惣五郎たちの仲を知りながら沈黙を貫く惣五郎の祖父・菊右衛門は、彼らにかつての自分たちの姿を重ねていて……。それぞれの覚悟が交差する、梨園の御曹司同士の恋絵巻!!
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歌舞伎の名門・玉乃屋の御曹司で若手女形役者の松川惣五郎は、大谷屋の御曹司で立役の若手有望株・新井源介をライバル視していた。同じクラスで、学校でも頻繁に話しかけてくる源介に対抗心を燃やしていたが、ある日、とある舞台で夫婦役を演じることとなる。その舞台をきっかけに2人の関係は変化していくが…
歌舞伎の梨園を舞台にした、一人前の歌舞伎役者を目指す2人の恋のお話です。舞台のシーンや立ち振る舞いなど歌舞伎の知識がたくさん出てくるので、すごく勉強になります。舞台の内容に関わることには注釈がついていたり、情報量が多くて読み応えも!
主人公の惣五郎の成長にも注目です!自信家で、プライドは高いのにプレッシャーに弱い…そんな惣五郎が、敵視していたはずの源介の熱意や舞台での夫婦役を通じて、少しずつ役者としても、個人としても成長していきます。
惣五郎の成長と同時に少しずつ育っていく2人の恋からも目が離せません!
感情タグBEST3
歌舞伎の描写がすばらしい
いろいろと自由の効かない、世界で生きる二人。
でもなんとか納得の行く結論を出してほしいです。
先先代の選んだ道も仕方ないけれど、因果は巡るですね。
Posted by ブクログ
7巻は前回お預けになってたじいちゃんズの昔の話とか、蔦丸の昔の話とか、内容盛りだくさんでした。
好きだからという気持ちだけで恋愛できる立場ではない源介と惣五郎。宗家の子息として結婚して跡継ぎも期待されている身だけど、それでも二人の想いは真剣です。
源介がどうにかしてデートできるように必死で対策講じてきたのが、惣五郎を奮い立たせるきっかけになったみたいで、惣五郎にも二人の想いを護るための決意がはっきりと生まれていました。
そんな二人の姿を見て、祖父の菊右衛門の心に自分たちの叶わなかった想いが蘇る場面がとても切なかったです。じいちゃんズの時代は、今よりももっと自由な恋愛は難しかったんだろうな…としみじみしてしまいました。
そして、歌舞伎界の宗家長男としての蔦丸の思いにも胸アツに!菊右衛門の言葉に救われた蔦丸…
そんな蔦丸と源介の舞台を見て、まず役者として源介の一番の相方になることこそが大事なのだ、と気づく惣五郎。
この一連の展開が圧巻でした。
次への期待がいやでも高まってしまいます。
これから二人がどのようにして芸においても、恋愛においても、周囲に認められるようになっていくのか見届けたいと思います!
ドキドキ
梨園ですし跡継ぎ問題は深刻ですよね
西田くんもイチャイチャするための部屋になるのわかってよく貸したなと、、、普通は嫌だと思うんだけど、土屋くんもだけど、友達いいやつらだな
この先どう二人の物語が進んでいくのか、どういった落とし所にするのか楽しみですね
そんで、次巻で惣さまが成長しているそうなのですごく楽しみです
なんだかんだと
2人の仲は順調そう。おじいちゃん2人は切ない思い出だったので孫の君達は幸せにならなきゃ!どう周りを説得していくか見守っていきたいです!
涙
おじいちゃん達のエピソードありましたね。想像してた通りの事実でした。おじいちゃん達はコンビ解消したけど喧嘩ではなかったのが救いです。でも涙の巻でした。はー。次行ってみよう。
よかった
おじいさん達のことなんとなく分かってはいましたが、気持ちを抑えてそれぞれ家庭を持つ選択をしたこと、歌舞伎という世界ではしょうがなかったのかもしれないけど切なかったです。
源助と染次郎には、どうにか2人で幸せになって欲しいです。
ソウゴじいちゃん😢💔
おじいちゃん達の大げんかの真相。そうなんだろな…と薄々感じてたけど、やっぱそうだった!!
どっちもツラかったろうに…跡目だから気持ちに蓋したんだね…😢
おじいちゃん達や鳶丸兄様のお話があり盛り沢山の7巻でした。切なくて胸熱でした。2人は一緒に幸せになるはず…早く8巻が読みたいです!
それぞれの物語
主人公の二人だけではなくて、祖父達や、兄の蔦丸、それぞれに物語があるんだなぁ~と、とても切なくて、考えさせられて、特に蔦丸は見方が変わりました。伝統を重んじる歌舞伎世界にどんな形で新しい風を吹かせて行くのか、これからが楽しみです。
2人の過去
そう様たちの祖父の話、読みながら気がついたら涙が出ていました。気持ちを封印してお互いの家庭を持ち生きていく選択肢もあるけど、その時の気持ちを考えたら、涙が止まりません出ました。すごい覚悟ですよね。
そう様とげんすけ君には2人で生きていけるような選択をしてもらいたい。どうか幸せになりますように。
惣五郎も源助も、人としても役者としても、大きくなろうと頑張っているのがすごくかっこいい!
お兄さん方は、まだ2人の関係性を認めてないけど、2人の成長と共に見守っていて欲しい!
惣五郎、やっとここまで…😭
二人の仲を、源介の兄・蔦丸さんに反対されてる惣五郎と源介ですが、
高校を卒業して仕事に専念する中で、お互いを支えに
がんばっていくところがいいですね。
惣五郎と源介のおじいさんたちの切ない過去エピソードとか
蔦丸さんの過去エピソードが、二人の立場をより鮮明にしています。
こんなに大変な歌舞伎界だからこそ、
二人の立ち向かう壁はは半端なく高いのだけど、
ついに惣五郎が「最高の相方」として二人で立ち向かって行く決意を固めた模様。
ますます目が離せません!
良いです!
このシリーズいいです〜!
おじいちゃんが黙っている理由はやっぱりかという感じもあり、そんなにBL展開ばっかりで何かなぁと思いもありましたが、面白いです!
大きく羽ばたいて周囲(主にお兄ちゃんたち)を納得させられる大物になりますように、今後も2人の成長を見届けたいです。
ワクワク
あいかわらず、そう君は、かわいくて、げんすけ君は、かっこよくて、ワクワクしました。このまま、本当に応援したいです。みんなに認められる役者になってね。🏵️
はぁ〜、とても良い!
7巻も最高でした!
おじいちゃんたちのことは大体予想してたけど、涙が出た。
惣さまも源介もほんとかっこよくて、夏目先生の絵、大好き!
あとがきにゴールが見えて来たと書いてあったけど、まだまだ続いて欲しいです。