歌舞伎の名門・玉乃屋の御曹司で若手女形役者の松川惣五郎は、大谷屋の御曹司で立役の若手有望株・新井源介をライバル視していた。同じクラスで、学校でも頻繁に話しかけてくる源介に対抗心を燃やしていたが、ある日、とある舞台で夫婦役を演じることとなる。その舞台をきっかけに2人の関係は変化していくが…
歌舞伎の梨園を舞台にした、一人前の歌舞伎役者を目指す2人の恋のお話です。舞台のシーンや立ち振る舞いなど歌舞伎の知識がたくさん出てくるので、すごく勉強になります。舞台の内容に関わることには注釈がついていたり、情報量が多くて読み応えも!
主人公の惣五郎の成長にも注目です!自信家で、プライドは高いのにプレッシャーに弱い…そんな惣五郎が、敵視していたはずの源介の熱意や舞台での夫婦役を通じて、少しずつ役者としても、個人としても成長していきます。
惣五郎の成長と同時に少しずつ育っていく2人の恋からも目が離せません!
感情タグBEST3
身内バレにめっちゃ焦る2人。これからのことを考えないとってまだ高校生なのに難しいなぁ。でも障害を乗り越えて2人が幸せになる未来を目指して頑張ってほしいです。
歌舞伎の世界というのが良い。生まれた時から特別に育てられてきた環境の二人。芸に対する思いも理解しあえるでしょうし、だからこそ辛い局面を迎えるのかもしれません。今のところは周りが心配より想いが通じて楽しい時かな。お祖父様たちの過去、気になりますねぇ。
源介のお兄ちゃん、武にいまでばれた。歌舞伎は跡取り問題あるし特に源介は宗家で14代継がないといけないし。どうやらおじいちゃんの代にもこのような事起こってたぽい。胸が痛い。
今回はちょっと切なくて
胸が苦しくなる場面も
ありましたが、それぞれの
思いもわかるしな〜と複雑でした。
ストーリー性もしっかりあるので
読み応えがあります!
ラブラブとハラハラが私の中で最高潮に達した6巻でした。これからどうなるのか気になりまくりです。7巻も楽しみです!
ようやく心身ともに結ばれた2人なのに、その前途には暗雲が。
楽しかった卒業旅行から一転、早くも別れ話し。
梨園の宗家には、絶対的に跡取りは必要だろうけど。
おじいちゃん達もこの壁にぶつかったのだろうか…それで、付き合えないのならいっそ共演NGに!ってことにしたのかな…
惣源…今後どうなるのかな。
ラッブラブな2人の卒業旅行が見られて満足、満足!でも、ついに跡継ぎ問題など、シビアな壁が2人の前にたちはだかり始めましたね。あ〜、どうなるんだろ。おじいちゃんたちは、ここで決別を選択したって感じなのかなあ。
2人には幸せになってもらいたい!
ついに
匿名 2023年09月09日
2人が結ばれ、いい感じなところにまた身内にバレてしまいましたね。少しずつ二人の関係を知ってしまう人が増え、反対され…このムード、嫌だな…。伝統的な世界、将来のこととかわかるけど…。なんとか切り抜けてほしいです。そしてお祖父様たちの話も出て来るようで、そちらは楽しみです。
Posted by ブクログ 2021年01月25日
ついに心も身体も結ばれたラブラブな二人だったけど、惣五の鍵の閉め忘れにより蔦丸兄さんに二人の関係を知られてしまうという大失態から続く6巻目。どうなるのかなと思いながらもあまり心配していなかったんですが…
やっぱり、大波乱が巻き起こりそう。そんなに上手く事が運ぶわけないですよね…
二人ともただの高校...続きを読む生ではなく、卒業後は将来を期待された歌舞伎役者であり、宗家の子息として結婚して芸を受け継ぐ跡継ぎも期待されている立場です。
互いに好きだから、という気持ちだけで恋愛できる身ではないところが悩ましいです。
でも、そんな大きな妨げがあることによって、さらに二人の想いは強くなっていきそう。
やっとイチャコラできるようになったのに、もうこんな事態になってしまったのはちょっと心配でもあり、悲しくもなったり。
周囲は二人を引き裂こうとしないでほしいです~!二人の想いは本物だから。
結婚とか子供とかあれこれ言われても、それで源介がこんなに大好きな惣五を諦めるわけないですよね。当然惣五も源介以外考えられないはず。
惣五がぐるぐる考えすぎて不安になってしまった場面で、大丈夫と笑顔で言う源介には心強さいっぱいで、すごく安心できました。
エロ的には、結ばれたばかりの二人の甘々なイチャコラやかなり萌えるHシーンもあって、満足でした。
じいちゃんズの話が読めるかなと思ったんですが、今回まだ入っていなかったので、次巻に期待ですね!