あらすじ
ますます絶好調! スーパーHITロマンス。石油産国・ラギネイを狙う西洋諸国、そして華やかな宮廷に渦巻く陰謀…ルマティの祖父・マハティ編完結。そして、倣一族の過去の闇を描く、立人・少年編を収録。
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Posted by ブクログ
後宮物語は、キャシーと別れたあとのマハティと第二正妃となったセレイラのお話ですが、ナイルのことが好きだったんだなぁって。だから本編にあるように、マハティとセレイラはよき友人だったって流れになるのかなってしみじみ。
第一正妃のアレーナも意地っ張りな感じですが、マハティのことを彼女なりに愛していて、セレイラを間に挟んでマハティとアレーナの関係もよいものになっていったって感じになってるのはよかったって思いました。
後半は立人編。立人の父が確かに立人そっくりって感じはしますし、このころの立人は子どもじゃないなあ。花鹿に出逢って、ほんと立人の人生は変わったんだなって思います。
本編から20年経っても色褪せないお話。絵が変わる人はいますけど、変わらないのもうれしいです。
Posted by ブクログ
マハティの話。リアルタイムのlalaで読んだ。あのマハティが立派な王になって・・・。ずっとずうっとキャスリーンのこと想って頑張っていたんだなぁって分かって、切なくなりました。結婚もしたし二人も奥さんいて、一体どうして
こうなったのか、ずっと不思議に思っていたから。これで納得。マハティが雨が好きだと言ったセリフは、キャスリーンと過ごした日々で、マハティの気持ちが分かるシーンだったよな~。なんてこと思い出してしまったわ。もう一度、花咲け本編読みたくなった~。
Posted by ブクログ
マハティ編の後編と立人の小さい頃の話。セレイラとナイルの、恋とも呼べない感情みたいなのがすごく良かった。マハティもアレーナも、登場人物がみんな魅力的で読んでいて楽しかった。
Posted by ブクログ
ラギネイの過去編。大人になったマハティの周り。
第二正妃セレイラ。本編ではマハティの妻であり、友人でもあったといわれるその人は、かわいらしい人でした。
なかなか、おとぎ話、夢の国の住人、というような世界ではありますが、純愛な人たちです。
ちなみに最後の〆がナジェイラとベナジルだったのがよいね。
そして初登場の時には『水と油』と言われたベナジルとクインザだけど、そうか? と思う。よく似てるって、絶対。
クインザを知って、ベナジルはかなり複雑だろうけど。
ただ、クインザとナイル・ソラのほうが似てるかもですが。
もう一つは立人の子供編。というか、父親編かな?
たいへんかわいいですが、ああ、これがああなるんだな、と思わせる子供時代です。花鹿に会うのはもうちょっとだけ先ですね。
ムスターファをどこで仕入れてきたんだろう…・。
立人の父親・視意。この人と奥さんはどんな関係だったんでしょうねぇ、と思わずにはいられないところです。