【感想・ネタバレ】終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#03のレビュー

あらすじ

あれから10日が経った。妖精の存在と特性についてはまだ極秘事項のままで、〈重く留まる十一番目の獣〉(クロワイヤンス)を仕留めたのは、フェオドール四位武官が極秘で預かっていた、最新の試作爆弾であるとされた。
常識を超えた強さで魔力(ヴェネノム)を熾した黄金妖精(レプラカーン)ラキシュはいまだ目覚めず、リンゴはもういない。
――フェオドールは結論した。きっともう始めてしまうべきなのだろう。世界に敵対する、最初で最後の戦いを。
急転直下! 新シリーズ第3弾。
「だからね、わたし、やっと決めたよ。──きみの、邪魔をしてやる」

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過去の繋がりは終末世界に何を…

フェオドールらを庇って意識喪失したラキシュ、単なる気絶ではなく人格が崩壊して「前世のかけら」とモザイクになったラキシュは既に異なる人格で、もう元の人格は発現しないのか…
ティアットらの事を思い出す事も無いのか…
この終末を迎える世界で未来を探る者達に、様々な思い・思惑もあり…、何とも言えず重いです。

また68番浮遊島の妖精倉庫では、成体になる際に見る夢を既に見てしまっている幼い妖精たち、調整をしなければ成体にはなれずに消滅してしまう状況…

そんな様々な状況の中、零番機密倉庫に運び込まれた『死せる黒碼瑙』、フェオドールが想像していた「月に嘆く最初の獣(シャントル)」の様相とは異なるって事と、手のひら二つ程の小窓、棺を想像させるものですが果たして…?
フェオドールが急に躱す為に使えた体術って、まさか…?

マルゴ・メディシスは幼い頃はリッタちゃんと呼ばれていたようで、やっぱり繋がってくるんですね…

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2023年11月01日

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