【感想・ネタバレ】まおゆう魔王勇者 3 聖鍵(せいけん)遠征軍のレビュー

あらすじ

魔族の大会議である忽鄰塔、そこで起きた魔王暗殺! さらには人間の魔界遠征、そしてキャラクターの旅立ちなど、物語が大きく動き出します。今回もSF界の重鎮、笹本祐一氏、新城カズマ氏による対談を付録として収録! おふたりが鋭く「まおゆう」の世界を斬り込みます。お見逃しなく。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

メイド姉の行動力が激しい。

昔やっていたゲームの「女は行動力」
……って言葉を思い出した。

実際に女性陣がアクティブなシリーズ。
火竜公女にしても、奏楽子弟にしても、女騎士にしても、
魔王にしても、
男性陣の前に進んでいる雰囲気がする。


魔族側と人間側それぞれでうごめく不穏な動きに、
翻弄されながらも、それぞれの意思の下に動く彼ら。
それぞれの戦いが、それぞれに深い。
終盤での、やるせなさ。
勇者が魔王と女騎士に見せる姿は彼の弱さと強さを垣間見た気がする。

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2011年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻の最後、魔族の会議上で魔王の退位動議を出され、正直今の魔王は押し出しに欠ける上に、人間との緊迫した関係からすれば、穏健派よりも急進派の方が指示を受けやすいのは現実でも過去の歴史がたくさん証明しています。

この政治的窮地を、これまた政治的なやり方でしのいだかと思えば、今度は反乱という力技で逆襲されると来てます。力技だったら反則級の戦闘力を持つ勇者やその仲間で何とかできるのですが、もっと厄介なのが中央諸国で興った聖鍵遠征軍です。

 何しろ向こうには大義名分もあれば兵力もある、更には魔王が作り出すも色々なトラブルで実用化できずにいたマスケット銃を手に入れて量産、銃兵を編成するまでに至ってます。
加えてそれらを指揮する王弟元帥は指揮官としての才能に優れている上に、マスケット銃の利点と欠点をしっかり把握して最大限に効果を発揮させる術を編み出す構想力、更には人心掌握術も心得ていると言う具合で隙がない。

 このかつてない強敵を前に、勇者と魔王、仲間達、南部諸国と魔族達はどうやって立ち向かうのか

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2017年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クリルタイでは想定外の事が起こる。東の砦将が衛門族として参加することで、9氏族となり多数決での現魔王の廃位を逃れた。また執事の活躍で、蒼魔の魔王暗殺未遂を明らかにする。
追いつめられた蒼魔族は人間界へ侵攻し、白夜国を占領する。
聖王国では王弟元帥の下、聖骸奪還名目で、マスケット銃の生産と銃兵の育成を進める。

そして、蔓穂ヶ原の戦いが起きる。攻める蒼魔2万5千に対し、守る鉄の国5千500。そこに銀虎公率いる獣牙族8千が到着するが、マスケット隊を中心とする聖王国軍3万が両軍へ発砲する。最後は地形を利用した計略で引き分けとするが、犠牲は大きかった。
一方戦っていた蒼魔刻印王と勇者は、大主教の百合騎士団に襲われる。
傭兵隊長の犠牲でかろうじて逃げ延びた。

今回、魔界での魔王の弟子が登場。奏楽子弟は人間界へ旅し、メイド姉と行動を共にする。土木子弟は、開門都市で橋を作る。
三国同盟を南部連合に拡大した所で次巻へ続く。

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2012年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も面白かった。
勇者のライバルキャラ的な刻印王があっさり退場したのは残念だが。

巻末の対談で作者以外のひとがやたら偉そうに感じる。
監修の人の「わしが育てた」みたいな感情が見えるようだ。
巻末の部分要らないだろうと思う。

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2011年09月24日

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