【感想・ネタバレ】かげきしょうじょ!! 7巻のレビュー

女性だけの歌劇団付属の音楽学校で繰り広げられる、
全力女子たちのキラキラ★青春群像!!

体も志もビッグ、天真爛漫さがまぶしい
浅草育ちの渡辺さらさがヒロインで、
彼女のぐいぐいと物語を進めていく力強さが
作品自体の魅力にもなっていますが、
この作品のもうひとつの見どころは
「さらさを見つめる人々の視線」です。
さらさと友情を育み、共に成長する元アイドル・愛
(ツンデレっぽいところに超グッときます)、
さらさをはじめとする生徒に振り回される安道先生、
そしてそれぞれバックグラウンドを抱えている同級生たち…
彼らが、すでに突出した存在でありながら
まだまだダイヤの原石であるさらさを
どのように見出し、育てていくのか。
圧倒的な才能が育っていく楽しさを味わえる作品です!

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聖先輩…

いろいろこの巻も良かったけれど、最後のスピンオフの衝撃がいつまでも去らない。聖先輩。ラストで親友が迎えに来るまで涙を見せるシーンは無かったけれど、彼女が入団できないと、叶いそうだった自分の夢が叶わないと分かったときの気持ちを考えると胸が痛い。聖先輩のスピンオフで、彼女が好きな人への真っ直ぐな愛情を持つ、優しい子だと分かったところだったので余計に悲しい。

#泣ける #切ない #感動する

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2022年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分はサリエリなんだと思う紗和ちゃんの気持ち、分かる気がする。
接戦だったと聞いて慰められるより、深く落ち込んでしまうところも。
自信があって努力家で、今までそれなりに周りからは一目置かれてきた人こそ
自分は凡人なんだ、天才には敵わないのだと気付くことは血反吐を吐くほど苦しい。
きちんとしているのが当たり前と思われて一度の過ちも許されない。
恐らく同じ様な悩み方をしたことがあるだろう竹井先輩が
努力は裏切らないし今はワクワクしかない、
一年後杉本さんもきっとそう思ってるはず
と言ってくれるのが嬉しかった。
杉本さんが予科委員で良かったと思ってくれているのも報われる。
人前で泣くのが屈辱なの、自分もそう思うので気持ちがわかる。
後でトップ様に素敵、男役でも娘役でもいけそうと言われるシーンもあって、相当嬉しいだろうし
見ている自分も嬉しくなってしまった。

大木先生がさらさを選んだのが、
幸甚指数がちょっぴり多いと判断したから
というのはかなり納得がいく理由だった。
愛故に壊れゆくティボルトより、
心を曝け出すティボルトの方が萌えるし共感する。
流石紅華OGだ。

大晦日をさらさの家で当然のように過ごしている愛ちゃんが馴染んでいて可愛い。
2人の友情が本当に可愛らしくて良いのだ。

未熟な君達の唯一最高の存在感は若さ。
安藤先生のアドバイスがとても的確だ。

さらさの代役を申し出る愛ちゃんの理由が、
自分がこの中で一番嫌われ叩かれる事にもなれている、
舞台のリスクを最小限に抑えることができる
と自ら述べるところが、今までJPXでどんな思いでいたのか
そしてその頃の負の経験も今最大限に使おうとしている彼女の覚悟を思わせて圧倒された。

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2021年04月11日

ネタバレ 購入済み

聖先輩に全て持っていかれる

さらさに意地悪で嫌な先輩のイメージの聖先輩が家庭の事情で入団を諦めることになります。実力があっても儘ならない世界で、先輩は最後まで好きを貫いてすごく格好良いです。

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2021年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

萌えは大事。納得せざるを得ない。文化祭もそんなにすんなり終わるわけがなかった。聖先輩もがんばってって言おうとしていたのに、不器用な人。迎えにきてくれた悠太に救われる。リサ先輩も複雑だろうな… 文化祭が終わったら、さらさ達が先輩になるってことか。

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2019年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とうとう文化祭。紗和の話はオチが紗和らしくて、それも含めてホントよかった。でもやはり今回は聖。さらさのハプニングに対しての態度も、リサへの言葉も、今回の展開を読んだ後では全然違う。聖スピンオフでもかなり株を上げていたけど、なおさら。噂が広がる中、話をしたリサ以外に竹が、その噂に違和感を感じていたことに胸が熱くなりました。竹は紗和の話でも素敵でしたね。次の巻は予科のハプニングにどう対応したかの話で、また愛ちゃんの成長が見られるかなと思うので楽しみ。

個人的にですが、暁也くんはさらさが舞台を降りたこと、何か厳しいことを言うんじゃないかな、と。もしくは、言えない暁也くんの前でお兄さんかおじいちゃんが何か言うとか。舞台をつとめる人の厳しさは、何かの形で提示されると思う。もちろん、さらさに救いのある形で。

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2019年03月06日

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