【感想・ネタバレ】ゲート外伝1<上> 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり<南海漂流編>のレビュー

あらすじ

『門』封鎖から五ヶ月――『特地』で孤立した自衛隊が食糧・燃料不足など諸問題の対応に追われるなか、帝国の国力低下に伴い、辺境各地では紛争が頻発していた。この状況を打開するため、帝国と日本は合同使節団を紛争国に派遣することを決定する。ところがその道中、使節団を乗せた大型船が座礁し、皇太女ピニャと護衛の自衛官伊丹の二人が、大海原へ放り出されてしまう!

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社会的な地位

一部ご紹介します。
・人間は社会的な地位よりも、中身の方が大切だと言われる。
だが、権力や地位も、所有者の一部というのが現実である。
・人間は誰しもが指摘されることを恐れる、劣等感というものを胸中に秘しているものだ。
そして国家というものが、人間の手で運営されている以上は、人間が自分の中に抱えている心の闇は、そのまま国家の弱みになる。
それ故、為政者は、決して自らの闇を他人に気取られてはならないのである。

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2022年09月30日

Posted by ブクログ

柳内たくみのゲート外伝1を読みました。
銀座に他の世界との門が開いてしまい、自衛隊が他の世界で活躍するという「自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」ゲートの外伝1南海漂流編でした。

今回は伊丹と帝国の皇太女ピニャが帝国と敵対するテュマレン王国に使節として向かうことになりますが、船が座礁したため伊丹とピニャは漂流してしまいます。
彼らがたどり着いた場所はマーメイドたちが生活する村でしたが、皇太女ピニャを付け狙う軍隊に追われることになります。
そして、ピニャの副官ハミルトンが用意した危険な酒が原因で大変なことが起きてしまうのでした。

オタク趣味だけど、有能な自衛官伊丹の活躍を今回も楽しみました。

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2015年01月11日

Posted by ブクログ

(上下巻共通)
門が封鎖されてから、ちょっと後のお話。
本編 5 巻の最後のシーンより前の時間帯の話です。
伊丹とピニャのコンビっていうのが珍しいですね。
途中、挿入されるエピソードのボリュームが長くて本題にオチをつけるのが急ぎ足になるのは、このシリーズの特徴ですかね。(^^;
文庫上下巻の長さにして色々詰め込むより、それぞれのエピソードで 1 冊ずつに分けた方が、それぞれのエピソードをしっかり書けて良くなると思うんですけどねぇ。

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2016年09月10日

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