区役所に採用された宮古新が配属されたのは、「夜間地域交流課」。
そこはなんと、人ならざるもの・アナザーとの共生を目指す、オカルト専門の部署だった!
新はそこで、とある才能を開花させて…!?
伝説の陰陽師、安倍晴明と新の関係とは?現代を生きる人間とアナザーとの攻防戦!
現代社会の裏側で、天使や妖怪、神様たちが巻き起こす事件に立ち向かう、オカルト公務員(夜間地域交流課職員)たちの活躍を描いた作品です。
主人公はごく普通の社会人1年生、宮古新。いままでオカルト的事象とは関わりのなかった新ですが、実は特殊な才能を持っていました。才能を活かして仕事に励む新ですが、やがてその才能によって大きな事件に巻き込まれていきます。
個性豊かなアナザーたちは、もしかしたらあなたのそばにもいるのかも?
要注目は新に「琥珀」と呼ばれるアナザーです。
無邪気で気まぐれで、相手を困らせることが大好き。
はた迷惑な琥珀ですが、新のことがお気に入りで新の周りをふよふよと付きまといます。
その姿は懐いた大人にまとわりつく子供のようにも見えて、なんだか憎めません。
人間に似た見た目をしているのに、人間とは違う価値観で動く琥珀。
琥珀との交流で、新はアナザーと人間との違いを知っていきます。
常識の違う相手に、どこまで歩み寄り、どこから割り切って付き合っていくのか。
新と琥珀の関係に、ぜひ注目してみてください。"
感情タグBEST3
私個人的に、強い女が好きなんですよね。
今の今まで散々「姫塚……?!」みたいな反応をされてたあの姫塚が登場し、私のテンションはブチ上がりました。
何せ期待通りの強い女が4種類、きちんと違うベクトルで存在してました。
私はこれをみるためにこの巻を買ったと言っても過言じゃ無いと思います。
今回はひたすら『準備』のお話でした。
『婚姻』についても意外な展開で面白かったです。
琥珀とどんな話をしたのか気になりますが、動き出した決着の時。これからの展開がより一層楽しみです!
現代に公務員として、陰陽師の部署があったらというお話です。登場人物達が魅力的です。個性的なような、真面目なような。話は割とあっさり目で、あまり怖くないです。怖いのが苦手な人も安心して読めます。
ストーリーは、続きになっているので、息の長い展開です。
晴明と勘違いされた新がやっと人違いだと説明できるまでのお話ですね
次巻でやっと破壊の神との対決となるみたいなので
またまた次巻待ちとなってしまいました。