あらすじ
人間の姿を借りてムラに降臨した水神。声を取り戻した有紗陽(あさひ)との「ヒト」としての交流が水神に変化をもたらす…。そんなとき、2人に複雑な気持ちを抱く翠葉流(すばる)とともに、都へと向かうことになった有紗陽達は!?
都での出来事が運命を大きく変えていくことに!
ますます盛り上がるファンタジーワールド第4巻!!
最初はちょっと、戸惑う…かも?
藤間先生の描く人物は、女性はもちろん男性もとても綺麗で美しいです!
ただ、幼い主人公が突然別世界に飛ばされ、水神の生贄として湖に沈められる…という重苦しいところから物語が始まるうえに、
少女マンガのヒーローポジションである水神は、人間のような心も個性も持たず、主人公有紗陽(あさひ)に対する反応も薄く、
恋愛マンガを期待して読み始めると、最初は「???」となるかもしれません。
ただ3巻目以降、美しく成長した有紗陽と、人間界に何の関心も示さなかった水神の関係性が少しずつ変わっていって、確実に続きが気になって仕方なくなります(笑)。
できたら2巻までで止まらずに、配信巻まで一気に読んでほしい!やんわり三角関係な感じも、恋愛マンガ好きにはたまらない感じです♪♪
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
人の姿になって一緒に暮らすことにした水神と有紗陽。少しずつだけどお互いを知っていく2人。そんな有紗陽を想う翠葉流。月彦も現代から来たとかなのかな。なんで遺品持ってたんだろう。祭祀の3日間に水の龍を使って遠くへ旅行に行く事にした水神と有紗陽と翠葉流。翠葉流の耳を塞ぎながら帰りたいと泣く有紗陽が切なくて辛いんだけど、全て聞こえても何も言わずに突然消えてしまってもいいと抱き締める翠葉流の愛が深すぎて。大王に目を付けられた有紗陽。これからは有紗陽を巡った戦争みたいなのが起こるのかな。私が泣いたら誰よりも早くに側に来て慰めてという有紗陽。随分水神に心開いてるな。そしていち早く駆け付ける水神にもう2人ならではの絆があるように思う。これから水神の溺愛ぶりとか見れるのかなぁ。期待しちゃう。