あらすじ
「3月のライオン」スピンオフ待望の第1巻!日本将棋連盟会長・神宮寺崇徳。若き日の彼には、倒さねばならぬ相手がいた…。熱き筆致で、昭和の棋士達を描く!!
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Posted by ブクログ
「3月のライオン」スピンオフ作品の第1巻
3月のライオン内で将棋連盟会長の神宮寺名人の若き日の昭和44年が舞台
所々のキャラクターが羽海野先生デザインであろう雰囲気が見られるものの、物語の運びやストーリーはモロ少年漫画
この対極はとっても面白い!
ただ少し残念なのは、将棋の盤面やコマ運びの面がほとんどないこと
少年漫画テイストなのでその辺りがもっと出てくればいいのにな
タイトルどおりの灼熱マンガ
男の浪漫を描かせたら天下一品、西川先生のほとばしるような情熱がまた見られると思わなかった。
激動の昭和を生きる棋士の感情を泥臭く、ダイナミックに描いている。
夕日が燃え尽きる間際のような、感情の起伏がそのまま絵からにじみ出るくらいの熱気は、まさに灼熱のタイトルにふさわしい。
また作中、当時の文化や物価にも触れており、ノスタルジックな気持ちにさせられる。
30~40代で、「あの頃」の激熱少年マンガに熱中した方々なら、これほど読み応えがある漫画はない。
ただし、自身がドラクエ4コマからのファンのため、あまりに嬉しくて公平性にかけるレビューの可能性がある。
昭和の将棋
「3月のライオン」として読むと、違う、って話になると思います。
勿論、作者も違うし、そもそも外伝なので。
ってところになると思います。
共通して言えるのは、
主人公が将棋に人生を賭けているところ。
この作品は主人公が駄目主人公だけど、
そこからもう一度這い上がる物語というところで面白いですかね。
単純に作者が好きであれば、作品も好きになると思います。
神宮寺会長
3月のライオンでお馴染みの神宮寺会長
いつも笑顔の会長の、少し辛く楽しい挑戦の日々
そして、まさかの恋愛も
3月のライオンとはまた違う角度から、でも本編にも少し繋がっている内容で面白い
知の格闘技の世界
現実にも数十年に1度スーパースターが出ている世界。引き分けのないルール、思考の極限まで出し尽くす知の格闘技です。特にタイトル戦は視聴者にも魅惑の時間です。
将棋界最高峰・名人位。その称号を得ようと再奮闘する神宮寺。漫画でしか表現出来ないであろう描写、昭和の風景に引き込まれました。
こちらもかなり熱いです
本編では将棋連盟会長職にあるお方の、若い頃の話。
ここで言われているバケモノって、大山康晴十五世名人級の大名人でしょうか。
神宮寺氏は18歳でA級入りですので、経歴的にはひふみん氏に近いっぽいです。
作画等々、かなり本家に寄せていて、これはこれで良いです。棋譜、実際の記録員は算用数字でしか書かない筈なので、こちらもちょっと間違いっぽいです。本とかでは7六歩、とか表記しますが。
チキンラーメンや三ツ矢サイダー等もそのまま出てきますねー。
Posted by ブクログ
「3月のライオン」で『あんなだけど、昔は強かったんだぜ』と褒めてるんだか貶されてるんだかわからないフォローされていた神宮寺会長。彼の若かりし頃、昭和30年代のお話です。
将棋への向き合い方が、なんだかダークサイドへまっしぐらのハチマキのような追い込みっぷり。彼にとってのタナベとなるんでしょうかね、香織さんが。
そして、神宮寺をそこまで追い詰めた昭和の化物って、どれだけのものさ。
つーか、朔ちゃんこと後の柳原棋匠ですが…あんな爽やか好青年って嘘だ。
託されたタスキの重さが、ああいう風にしてしまったのか。恐るべし。
それを『捨てちゃいけねぇもんだ』とがっしり掴み取る柳原棋匠。やっぱり心打たれます。
Posted by ブクログ
線画が、どう見ても西川先生の絵なのにほんのり羽海野先生のテイストが入っていて、なんだか不思議な感じがします。
そして…将棋指してるのにどう見ても肉弾戦してるように思える…!これぞ西川先生!!と思わざるを得ない。
美剣八段の美しさもよかったw
やっぱり西川先生の絵が好きだなあ…。
続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
ライオンでは脇役に甘んじている神宮寺会長。
ライオンはとてもよく練られ書き込まれた物語なので
どのキャラを主役にしてもスピンオフが出来そうではあるが
神宮寺会長の若かりし頃を昭和という時代の魅力と共に
迫力をもって描き出された作品である。
ネットのレビューでは低評価のものもあるようで、
ライオンの劣化コピーと言いたくなる気持ちもわからなくもない。
だが、自分には将棋しか無いと孤独の中で指し続け
挑んできた中で、女手ひとつで娘を育てる女性との僅かな交流があり
そんな過去があったからこそ、3月のライオン本編という40年後に
零ちゃんに若い頃の自分の面影を見たのかもしれず
そういった機微を想像するのもまたライオンの楽しみであると思う。
羽海野チカ原案・監修としてあるだけで
飽く迄もスピンオフであって全くの別作品なのに
レビューで叩かれているのは随分と気の毒だ。
羽海野先生の絵に寄せて印象を損なわないようにしてくれている感じもあり
装丁などもライオンに近く、
スピンオフと銘打つ覚悟も感じられ自分としては好感をもった。
ライオンの連載誌が青年誌であり、先生本人もそんなことを仰っていたはずだが
にも拘らず青年誌だから雑誌を買いにくい、本屋で売り場に近づきづらい、と作者に言ったり
ちょっとあかりさんの服が透けていたからと言って青年誌に合わせて無理に描いている、無理矢理描かされたのでは
と言ったりしてしまう読者もいるので
青年誌、少年漫画が苦手な人にはまぁ確かに向いていない作品だとは思う。
自分は「あの」濃いキャラ神宮寺さんの若い頃を垣間見られて楽しいし
昭和の雰囲気や暑苦しい描き方もこれはこれで面白いので
続きが気になるところだ。
Posted by ブクログ
『3月のライオン』のスピンオフ。
昭和44年、日本将棋連盟の会長・神宮寺 崇徳、若かりし時代。
若い神宮寺には、倒さねばならない怪物と呼ばれる相手がいた...
熱き物語ですね。
Posted by ブクログ
スピンオフ。主人公は神宮寺会長。絵の雰囲気とか、セリフとかは本編のほうが断然好きなのだけれど、大好きな柳原朔太郎棋匠の若かりし頃が描かれているので、良かったです。8巻を読んでからこれを読むとよいかも!
Posted by ブクログ
3月のライオンのスピンオフは、まさかの西川秀明。アツくてどろどろしていて、まさに昭和だわ。人生が将棋。会長の昭和の将棋の化物との闘いが始まる。
Posted by ブクログ
神宮寺会長の若かりし頃のお話。
昭和40年代のお話だけど歴史漫画を読んでいる感じに近い。
タイトル通り灼熱、ということで3月のライオン本編とは雰囲気がまるで違う種類の熱さがあって読み応えがあった。
次は来年3月予定と。
スピンオフ
3月のライオンのスピンオフということで読んでみましたが、私には合いませんでした。
やっぱり絵に違和感があるんですよね・・・
全く違う絵じゃなくて似せてるからこその違和感というか。
ライオンファンは注意
3月のライオンの世界を期待するとかなりがっかりします。全く別物です。その上での評価ですが、絵柄も心理描写もゴチャゴチャして読みづらいです。
暑苦しい
うみのの世界を壊すな。いくら少年マンガとは言えど、三月のライオンの透明感のある世界を汗臭いものに変えるなや。うみのもどうして監修引き受けたんだか。そんな暇あったらさっさと12巻出しておくれ。