あらすじ
200万部!ノスタルジック・ラブロマンス
彩葉は、公爵家御曹司・不知火 烈に“買われた”花嫁。
烈と12年前に交わした結婚の約束を果たし、
不知火彩葉として歩み始めたのだった。
新婚旅行先で、自身の生い立ちについて語る烈。
友の裏切りや母の死、彩葉との別離を経たことで
烈は”不知火家”の人間らしく狡猾に立ち回り始める。
そんな中で、思い焦がれる彩葉を再び目にし、
彩葉を手に入れるために
もっと強くならねばと決意したのだと告げる…。
「この出逢いだけは守りたかったんだ」
強引な手段で彩葉を手に入れた自分を嫌悪する烈を
彩葉の深い愛情が包み込み――。
また旅先にある、不知火家御用達の呉服屋を訪れ、
烈の母の、息子に対する想いを垣間見る2人。
複雑な表情を浮かべる烈に、彩葉は…?
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初恋
烈がこんなにも長く深く彩葉のことを想ってたのが素敵だと思う。烈は死物狂いで彩葉を手に入れたから逆に後ろめたくもあったのかなぁ。
烈の過去と今
父と同じ手が流れているのか?葛藤の中での学生生活の反抗が凄まじい。新婚旅行中に亡き母と一緒に訪れた呉服店へ行くとそこには母が遺した反物があった。作られた生地の意味を聞き戸惑う姿が読んでて辛い。
想い
昔の烈さまの想い、気持ち、考えてきたこと。
彩葉ちゃんに伝わったね?
そして、お母さまの想いも伝わってきて、じーんときた!
匿名
幼い頃から待ち続けた烈の彩葉への想いが素敵でした。ただ、10巻から続く烈の過去の回想編…ちょっと長く感じました。そして後半は母親の死直前の思いを感じることのできるエピソード、これらのことから烈の子供を持つということへの不安や抵抗が少し薄れるといいのですが…。今回は烈と彩葉の仲の良いやり取りが少なく物足りなかったです。次回に期待。