【感想・ネタバレ】江川と西本 2のレビュー

「時代や環境が違うので勿論、一概には比べられないのだが…
大谷翔平の高校時代…
松坂大輔の高校時代…
江川卓の高校時代…
誰が一番すごかったのか…?
その答えは『江川』なのである!」
この文章に「ムム!?」と思った方、是非『江川と西本』を読んでみてほしい!
野球マンガでは「ボールがホップする」という表現が多用される。『江川と西本』の本文から引用すると、物理的に、ボールがホップすることはあり得ない現象だという。マウンドから投げるボールの放物線の軌道によって、「ホップしているように感じる」のが、一般の解釈とされている。
しかし、江川のボールは「ホップしていた」。
バッター側の目線として、ボール3個分上を振っても、ボールは更にその上を通過していくと言う。
高校3年間、ノーヒット・ノーラン9回という異次元の記録を出した「怪物」江川。そして同時代を生きた「雑草」西本。そのライバル伝説に刮目せよ!

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Posted by ブクログ

表紙はミスター長嶋茂雄。舞台は第一次長嶋巨人の昭和49年です。
主人公の一人江川は大学生。六大学デビュー。もう一人の西本は高校3年生、甲子園出場できず失意の夏です。そこで活躍したのが、高3の定岡正二と高1の原辰徳の二人。定岡と西本は同期で巨人に入団します。甲子園フィーバーで鳴り物入り、ドラフト1位の定岡。甲子園出場できずドラフト外の西本。
エリートと雑草の構図ですね。とはいえ、プロ入り後はドラフト順位よりも、残した成績がすべての世界。
さて西本はどうなるでしょうね。ま、知ってるんですけどね。

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2016年09月07日

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