【感想・ネタバレ】青い罠 阿刀田高傑作短編集 ブラックユーモアのレビュー

あらすじ

夫の浮気が原因で離婚した恭子は、小学生の娘と二人暮らし。ある夜、学生時代の友人晴美が訪ねてきた。相談があるというが……「隣の女」。病弱な姉を支え、独身のまま五十代を迎えた静江。姉の乗った飛行機が墜落したと知らせが入り……「凶事」。夫の隆男は嘘をつく。結婚してよくわかった。このままではいけないと思い詰めた律子は……「嘘つき」。ドンデン返しの技が冴えるブラックユーモア11編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

終わりに付いている自作解説で短編小説のドンデン返しについて書かれている。
僕は短編小説が好きであるものの、どこがどのように好きかということを言語化したことがなかったので、この著者解説を読んで妙に納得した。
僕が短編小説を好んで読むのは「ドンデン返しのカタルシス」を求めているからなのかも知れない。
べての作品でカタルシスを得られるわけではないが、キレイに決まった時の快い感覚を求めるのならば、短編小説でサクサク何作品も読んだほうがいいはずだ。

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2015年09月12日

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