あらすじ
辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信――。
綺羅、星のごとく輝く人気作家たちによる、“時”をテーマにしたアンソロジー。
小学校時代に埋めたタイムカプセルがほどくこじれた関係、配置換えになった「縁結び」の神様の新たな仕事、人類には想像もつかない悠久なる物語……。
“時間”が築いたきらびやかな迷宮へ、ようこそ――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人気作家4人による「時間」をテーマにしたアンソロジー。
それぞれの作家性を読み比べることができて、とても楽しかった。それと同時に、自分の好みの作風を再確認でき、よい読書体験だったと思う。
辻村さんはいつもの作風と少し異なる人情もの。米澤さんはなかなか壮大な裁判もの(?)地名は架空だけど、地元の話で興味深かった。湊さんは初めて読んだけど、なかなか好みだった。
Posted by ブクログ
タイムカプセルの八年と長井優介へが好き。
特に湊かなえさんの作品の方は鳥肌がたった。
心が温かくなった。
辻村深月さんの作品では、こどもの愛し方に強く共感した。子育て中のわたしにとって糧になる物語に出会えた。
Posted by ブクログ
4名の作家さんのうち、2名は好きな作家さん。
最初の辻村深月さんのお話は先がさらにどうなったのか気になったし、最後の湊かなえさんもはぁーさすが!って思った。
新しい作家さんを知りたいのにとてもオススメー!
Posted by ブクログ
短編集とかアンソロジー物はあまり読んだ事がありませんでしたが、これは楽しめるお話ばかりでした。
家族愛もの(私にはオヤジの友情もの)やSF物、オチがスッキリとしたものニヤリとさせられるもの。
いろんな作家さんに少しずつ触れるには持ってこい、な一冊でした。
Posted by ブクログ
4人の作家さんの短編集。それぞれ面白かったけど1番気に入ったのは湊かなえさんの物語。
小学生の頃のタイムカプセルを開けに行く話だったんだけど、小学生時代にこじれたままになっていた友達との関係が見事にほぐれていく感じが読んでいて心地良かった。
人間関係のゴタゴタって結局は誤解から始まってるんだよなぁって思った。
Posted by ブクログ
アンソロジーは
手にした事のない
作家さんを
開拓できるから
嬉しい
実際
湊かなえ先生以外は
お初でした
''時''をテーマにした
コチラ
どのストーリーも
短編なのに
読み応えのある
ものばかりでした
「タイムカプセルの八年」
とっても共感が出来る
ストーリーと
ニヤッとしてしまうラスト
心が温まる時のお話しでした
「トシ&シュン」
これまた
全く違うテイスト
鴨川ホルモーや
偉大なるしゅららぼんが
元は小説だとは!
小説であの世界観を
どう表現してるのか?
出来るのか?
この短編読んで
なるほど・・
と納得しましたね
出来るんだと笑
「下津山縁起」
とっても読みづらい笑
な、何だこれは?
と半分混乱しながら
読み進めますが
どんどんのめり込み
ラストなるほど〜と
唸ってしまいました
「長井優介へ」
湊先生ってだけで
身構えちゃダメよね
最後のストーリーが
いじめかぁ
しかも湊先生の…
って
どんな結末こようが
落ちないぞ!
って
思ってたけど
穏やかな気持ちのまま
本を閉じる事が
出来ました
Posted by ブクログ
短編集だけどそれぞれ読み応えがある。
湊かなえの長井優介へが1番好き。
イヤミスイメージが強いけど
こんな暖かいストーリーもあるんだと思った。
Posted by ブクログ
「時」をテーマに捻ったアンソロジー4編。
・面白かった編
「タイムカプセルの八年」
何だこの屁理屈親父は?という導入から始まって、こんなのあるあるだなぁな脇キャラに流されながら意外と矜持を見せ、”黄金期”だった小学生時代の父親たちで優しい嘘を守り、綺麗にオチをつける。流れるように起承転結のレベルが高くて「いいもん見せてもらったぜ」って気分になる。ハズレなし作家だなぁハッピーエンドっていいよなあと素直に思える良作。
・微妙だった編
「トシ&シュン」
「パーマネント神喜劇」やん!よね??と思いながら読む。再掲かいと思いきや、こちらの発表が先で後でもう1章足して「パーマネント」完成だったみたい。これだけぶつ切りでもまぁ面白いけど、前後があった方が(っていうかパーマネント先に読んじゃってるから!)絶対うさん臭さと面白さが倍増するから惜しいなぁむず痒いなぁもったいないなぁともぞもぞしながら読む。そういう意味で微妙だったけど、夢の入れ子とか使いまわしとか(作者は嫌がるかもしれないけど)森見登美彦みたいで面白いよなあと改めて思った。パーマネントまた読も!
Posted by ブクログ
面白かった。続きが読みたくてあっという間に読んだ。
4人の作家さんの短編集。
題名の時の罠はなぜそのタイトルにしたのかやや不明。
私の好きな作家の辻村深月さん、湊かなえさんの短編は本当にワクワクした。さすがのお2人。
ただあとの2人の作家さんの話は面白くなかった。星4つは辻村さんと湊かなえさんの面白さだけでつけた。あとの2人は興味のあった作家さんだったのでとっても残念。
Posted by ブクログ
4人の人気作家による『時』をテーマとしたアンソロジー。
女性作家2人の作品は、どちらも学校の卒業記念で埋めたタイムカプセルがコア。しかし、辻村深月はハートフル。湊かなえはちょっとウエット気味と、それぞれの持ち味が存分に出ていて興深い。
対して男性作家2人の作品は、どちらかと言うとSF的作品。万城目学は、神様モノ。米澤穂信は過去から未来にかけての壮大な時間モノ。
売れっ子作家さんだけにハズレなし。
装丁の猫は何故?と思うが、読み終えるとおそらくシュレーディンガーの猫なのだろうと気付かせてくれる。
何れも初出は別冊文藝春秋らしいが、このアンソロジーは、企画が先にあって雑誌に掲載されたのか、掲載後に似たテーマを纏めてアンソロジー化したのか、どっちだったんだろう。