あらすじ
ルームシェアの期限が近付く中、ハワイから一時帰国することとなった真希。愛梨と暮らしたい思いを伝えるべきか否か悩む千石。そんな様子を見ていた晴海は、そっと手を差し伸べ――。千石、晴海、愛梨、清一郎、4人で作ってきた暮らし。ゼロから始めるオトコの家庭料理、成長の第13巻、堂々完結!!
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仕事で海外へ赴任するという元カノから子供を預けられた整体師の千石哲。浮気した妻と離婚して子供を引き取った漫画編集者の晴海昌弘。そんなシングルファーザー同士が、あるきっかけから晴海の部屋でルームシェアをしながらそれぞれの子供である愛梨と清一郎と暮らす日々を描いたこの作品。幼稚園に通う愛梨と清一郎は、好き嫌いやわがままを言っては反省して、友達と喧嘩しては仲直りして…と何ともまぁ子供らしくてかわいい子供たちで、その姿を見ているだけでもなんだか癒されます。一方、シングルファーザーである千石と晴海も、子育てを含めた家庭はもちろん、仕事にも自分の親にも悪戦苦闘…とこちらもいい意味でどこにでもいそうな大人たちで、うっかりしていると身につまされたりもします。そんな彼らが、悩んたり迷ったり、他人を助けたり他人に助けられたり、子供たちだけでなく大人たちも成長を見せたりする様子を、家でご飯を作って食べることを通じてとても丁寧に描いているところが私はとても好きです。作中ではお料理シーンもかなり長く描かれているのですが、巻末には作中に出てくる料理のレシピもきっちり載っていて、読み終わるとあれもこれも食べたくなるのにはちょっと困るかもしれません。
そして、本当はご飯より酒の肴のほうが好きなあなた、もしくはこのパパと親父が気になって仕方がないあなたには、スピンアウトである『パパと親父のウチ呑み』も激しくおすすめです！
感情タグBEST3
変だけどすごく幸せ!って思える人が強いです。愛梨ちゃんも清一郎もきっと大丈夫です!
終わるのが寂しいです
機会があったら愛梨ちゃんもしくは清一郎の恋バナ書いてほしいです
素敵な最終巻
あいりちゃんのママが帰国するに当たり、最終巻で同居がどうなるかドキドキでしたが、一番良い⁉︎方法に収まった感じで良かった気がします。
子供も親も凸凹コンビ同士でしたが、それが返って良く、みんなが成長し合えた本当に素敵なお話でした。
楽しかった
途中マキさんの帰国でハラハラしましたが、ハッピーエンドでこれからも日々を楽しく過ごす感じがとても楽しかったです。
また読み返そうと思います。
パパと親父のウチご飯
面白かった！久々に読み返しても良いものは何度読んでもよし！！バレンタイン3種盛り凄かった！はじまりはカレーだったなぁとか、懐かしくて涙でた！
イチオシのウチ飯マンガ
1巻からずーっと追いかけて、書店バイト時代は勝手に「イチオシ本」とコーナー作って応援してきた作品がとうとう完結。
大団円で最高にhappyで、でもやっぱり終わっちゃったのは寂しくて。
男親ってどうしてもなかなか「親」の役目を担いにくい現在の日本だけど、この作品のように母親の存在しない家庭は着実に増えているだろうから、こんなふうに「だんだん親になって家族になる」作品はとても素敵だ。
ちょっと「変わってる」って最高だ！
