【感想・ネタバレ】ザ・ゴール2 コミック版のレビュー

あらすじ

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工場閉鎖の危機を救った新城吾郎。取締役に抜擢され、多角事業部本部長として手腕をふるっていた。ある日、取締役会の場で「業績不振」を理由に吾郎が統括している3社を売却せよとの緊急動議が出される。恩師ジョナに授けられた問題解決手法「思考プロセス」で、再び危機を乗り越えることはできるのか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 ザ・ゴール(コミック版)の続編である。1巻で工場閉鎖の危機を救った主人公が出世し、取締役に抜擢された。しかし、業績不振により、傘下の3社を売却せよとの指令が発せられた。売却を阻止するため、傘下3社の問題を解決し、さらに付加価値を付けて売却を見送らせる行動にでた。
 1巻で理解した制約理論を単なる生産管理の理論から、あらゆる問題解決に応用できる「思考プロセス」へと発展させる物語である。
 思考を整理する手法として、問題等の好ましくない現象を「UDE」(ウーディー)「Undesirable Effects」と呼び、それをリストアップし、因果関係を図にしたのが「現状ツリー」である。現状ツリーが構築できれば問題のコアが明らかになる。
 問題のコアが明確になれば、あとはそれをつぶしていけば、成功へ結びつく。
 このような思考プロセスを実践することで永続的な企業経営、さらには充実した意義ある人生に近づくことが出来るであろう。

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2023年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「思考プロセス=思考の見える化」でもある。
一見複雑でどうしようもなく見えることも、ロジックツリーの配下では共通の目的に向かっていることもある。
娘さんが22時終了のライブに行くことを許すか否か、この問題を解く所か印象的。
娘の安全を守りたい、友達と仲良くなりたい、両者の利害関係はある策で一致する。
答え:21:30の車送迎で解決する。

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2022年11月06日

ネタバレ 購入済み

従業員が幸せになり会社も儲かる

前回のコミックスで自社の工場を改革した主人公が、今度は儲かっていない3つの工場を売却の危機から救うストーリー。そんなにうまくいくものかと思わずに、読んでいたみたら面白いかもしれないですよ。

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2021年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思考プロセスで、ボトムアップ型のディシジョンツリーを主にした内容だった。
顧客へ提案し、コストダウンやキャッシュフロー改善をなし得ているが、顧客先の情報が相当知り得ていないとできないことだと思うので、コンサル以外では難しいと思います。
あくまで「思考プロセス」という内容としてなら、読む価値はあると思います。

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・クラウド思考:
引き起こったステークホルダー間の対立を、当事者同士の問題とするのではなく、対立が引き起こってしまった状況・状態を問題と捉えて、その原因を探る。表面的な対立の原因を挙げ出して、その原因を断つ。
・思考プロセス:
結果には必ず原因があるという考えのもと、問題の原因、さらにその原因と遡っていき、全ての一番最初の問題を探り当てる。
・未来実現ツリー:
原因は大抵の場合、「〜がない」とか「できていない」ことが挙がっているので、その反対の意味のツリーを作成し、解決策を見つける。
・前提条件ツリー:
目標を中間目標に落とし込み、障害となることを挙げ出して達成する

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2018年12月31日

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