あらすじ
櫻井いちこ(29)は、飲み会で会って以来気になっていた男子・早乙女(23)に、偶然遭遇。『話しかける? 話しかけない?』『押してみる? 引いてみる?』いちこの脳内ではめくるめく会議が繰り広げられ――? 怒涛の新感覚ラブ・パニック、開幕!
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Posted by ブクログ
みんな頭の中はごちゃごちゃ。
その人のことが好きでもその人といる自分を好きでいられるか。
特に失恋後に読むのがいい。
個人的には共感の嵐。
すごく早乙女のことが好きなはずなのに、でもずっとどこか無理をしていて、一緒にいるとどちらかが息ができない。
どちらもその事実から目を逸らそうとするものの、いちこがそれを認め、別れる。
自分が失恋の渦中にいると苦しいが、この作品を読むと、なんて人間て愛らしくて生き生きしてるんだろう、と思える。
私たちはきっとこんなふうに毎日モヤモヤ、会議をたくさんしながら人と関わって恋をして過ごしていくんだろう。
早乙女の作った「さかなとチューリップ」。
「どちらかは息ができていない」と解釈したが、仮に「出会うことのない2人が出会ったこと」みたいに解釈できていたら、できるような2人だったらもう少し未来は違ったのかも、なんて思う。
面白い!
実写映画の他に舞台化もされるほどの人気作!
自分の脳内でもこんな会議が行われていたらと思うと面白かったです。
忙しい脳内会議
ある女性が気になる男性との仲を深めていく過程を彼女の頭の中にいる複数の人格が議論を交わしているさまをコメディタッチに描いたラブストーリーの第一巻。
櫻井いちこは二十九歳のOL。
ある日いちこは駅のホームで一人の男性を見かける。
その男、早乙女(23)は先日友人のレイちゃんに呼ばれた飲み会に参加していた年下の男の子である。
いちこは早乙女に声をかけようか迷っていた。
友人を介して一応知り合ったわけだから往来で知らないふりをするのもなぁと思ったからである。
そしてそんな彼女の脳内で複数の人格が早乙女に声をかけるべきかそうじゃないか議論を交わす。
眼鏡をかけた生真面目な男の吉田と髪をキリっとまとめた女性の池田はかけずにスルー、明るいパーマ男の石橋とゴスロリ少女のハトコは声をかけるべきという結果で割れてしまった。
しかしその後の会議で吉田がかける派に翻ったことで声をかける決断をしたいちこだったが……。
悩むときの脳内会議の再現度が共感できる描写だった。
続きが楽しみ。
Posted by ブクログ
脳内会議面白い!ネガティヴ池田がネガティヴすぎてウザいけど私の思考もこんな感じかも。。。
「そんなん俺だってそうだよ」「でも俺に言ってくれなきゃわかんないでしょ」って早乙女いいこと言う!
あとがきで作者さんが書いてたことが良かったな。
Posted by ブクログ
無料アプリ。30歳の桜井いちこの脳内会議。面白い。自分の口から言葉が出てくる前にこんな会議が脳内で行われていたらうけるなーと思いながら読んだ。脳内5人の性格もバラバラでこんな映画アニメでもあったよなーと思い出した。サプライズに弱い吉田うける。23歳早乙女くん若いー。23と30じゃいけないなー勇気ないわー。アンジャッシュみたいなこと起こりそう。まさにいちこと早乙女のような。言葉が足りないとかそれだけじゃない気がする。越智さんいい人すぎて越智さんでいいのにと思っちゃう私。でも越智さんとカップケーキのピアスの関係はなんなんだろ。面白かったな。
無料の途中まで読みました。
30歳の彼氏いない引っ込み思案な主人公が、飲み会で同席したけどほぼ話さなかった男の子に話しかけるかどうか悩んで、話しかけて…ってお話でした。
絵はとっても綺麗です。でもなんかお話が恥ずかしすぎて読み進められませんでした…w