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Posted by ブクログ
捕まってこそハイド伯、殺されそうになってこそハイド伯。そんな固定観念を持ちたくなる星界の戦旗です。ただ、やはり、この無闇やたらと不幸に巻き込まれてしまう状況は我らが主人公のはずのハイド伯にとって、望んでもいない展開なのでしょうが、読者にとってはご馳走様です。ありがとうございました。
さてさて、今回の話、宇宙戦闘もいくつか出てきますが、メインストリームは勝手に降伏してきた惑星ソスの行政管理になります。
個人的には宇宙戦争よりこっちの方が面白そうに思えるのはどうしてでしょうかね。そろそろ用語に慣れてきたといってもこの奇妙な宇宙戦争のイメージが浮かべづらいですからね。
こんなのは、アニメで見れば簡単でしょうが、文字ベースだとどうしてもさっぱりわからん。となってしまいますよね。
もっと、絵があればいいんですけどね。フラサスとか理論は細かくあるんでしょうけど、興味が持てませんのでね。
というわけで、もっと地上での戦闘があった方が面白みを増したと思うのですが、今回は宇宙での闘いが少なかった分、楽しく読めました。宇宙での戦いを読みたいのであれば、銀英伝でも読めばいいですからね。やっぱり、ハイド伯とラフィールの話を読みたいんですよ。
あらためてそう感じさせられる今回の話でした。星5に近い4ってことで。