感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
摂食障害とか
娘さんは中高一貫の女子校に通っていたようですが、学校でも何かあったのか、そこは読者の想像に委ねられていたようにも感じます。
ただ、母親同様、摂食障害の症状が。隆子さん、本格的に治ったのは娘さんを妊娠してからだったらしいですし、最近、家の購読紙に連載されていた摂食障害患者の具体例を読んでも、やはり簡単ではないと痛感します。
権威主義的な親世代の言葉とか、役に立つわけもないでしょうし。
同じアパートに住んでいる男の子も家族との関係で悩んでいたりで、この辺は見につまされるものもありました。
問題発生
仕事にプライベートに行き詰まった40代の女性がある事をきっかけに人生が思わぬ方向に動いていくお話の第三巻。
髪を染めて同じ歌手が好きな男の子とそれをきっかけに会話をし今までと違って人生が動いている気がするたかこ。
しかし離婚した夫の元にいる娘の一花が金髪になったあげく不登校になるとう問題が勃発した。
原因は父親と再婚した若い義母が妊娠中だということだった。
髪よりも問題なのは一花が食べなくなった事だった。
それが昔の自分に重なり私のせいだと自分を責めたたかこは娘に昔の自分のことを話すのだった。
そして娘が治るならもう谷在家にうつつを抜かさないと神様に誓うのだった。
一花は学校を辞め病院に通わせるがなかなか上手くいかない。
そしてたかこの元に来ていた元夫とけんかし彼の所ではなく夫方の実家に行くことを決意するのだった。
そんな状況にたかこは自分だけが家族の中に入っていけない疎外感を感じてしまう。
そのイライラが頂点にきて、いつもなら聞き流せる母親の言動にブチ切れてしまうのだった。
話しをしているのにその返答を聞かずに会話を続ける母親にイライラするのはよく分かると共感できた。
Posted by ブクログ
最近よく考えていた事となんとなくシンクロする内容。
おばさんになったらもう少しマシな人間になれると思っていた。
結婚したらマシになると。
子供を生んだらマシになると。
でも変わらないんだよね。苦手なものはずっと苦手なまま。たかこさんが元夫に言われたみたいに、「おとなこども」のまま。他人と自分を比べては自分の不出来加減にめそめそして、自分でもあーあという感じ。だから生きづらさを抱えるたかこさんの事は他人事とは思えない(学生時代、本当に大変だったろうな……)。自分より少しだけ先輩のたかこさんがどう生きていくのか、見守っていこう。
実母
実母やっぱりきついなぁ・・・
たかこが怒っている内容を理解する気はなく、近所に恥ずかしいから黙ってというだけ・・・
これは一緒にいたら削られる。