【感想・ネタバレ】無限の住人(15)のレビュー

あらすじ

万次(まんじ)、拉致監禁! 空前の生体実験が始まる――。壊滅的打撃を受けた逸刀流(いっとうりゅう)は、冬の決起を期し、地下に潜伏。一方、番衆(ばんしゅう)・吐鉤群(はばきかぎむら)の手に落ちた万次は、地下牢に幽閉される。その目的とは一体――? 万次の不死をめぐって蠢(うごめ)く群像劇、核心へ!

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道場潰しや殺人などを繰り返す剣豪集団「逸刀流」に、目の前で父を殺され、母を凌辱された娘「浅野凜」が、その統主「天津影久」に復讐すべく、"100人切り"の異名を持つ不死身の剣士「万次」と旅をする物語。

2008年と2019年の2度のアニメ化や2017年の実写映画化もされた人気マンガ。
「大人」が引き込まれてしまうようなリアルな心情の描写、そして味と上手さが共存する絵柄で、読む人をその世界に引きずり込んでいくような作品です。

<リアルな心情描写>
主人公である凛は、万次と出会い、復讐のために用心棒になるよう頼みます。万次は私怨には付き合わないと断りますが、天津を殺して復讐を果たしたいと悔し涙を流し、対価を身体で払うことも厭わないという覚悟を見せて懇願する凛の姿に万次は説得され、復讐の旅が始まります。ただ、旅の中で天津と遭遇し、行動を共にするようになったことで、その心境に変化が現れ、最後は…。「絶対に殺す」という思いから、「なぜ殺すのか」という思いに行きつき、最後は「殺すべきかどうか」という思いを抱きながら揺れる凛の心情がよく描写されています。

<絵の上手さ>
絵柄自体が動きを感じさせるような味のあるもののため、戦闘シーンはよりリアルに感じます。なにより、魅せることに重きがおかれているような戦闘描写が多く、殺人の描写が芸術的とさえ思ってしまう場面があり、引き込まれます。

「大人が読むバトルもの」を探している人に強くおすすめの作品です。
ぜひ読んでみてください!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最近では前の巻を読まないと何が何だかわからない
でもおもしろいんだ、はまるんだ
武器とか闘いとか、かっこいい!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

この人の描く人の肌が好きである。程よい弾力がありそうなので好きなのだ。いきなり花が咲いたようなキメのシーンが入ってくるのも好き。うーん、凶とか偽一とか百琳ねーさんが好きである。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ひとつのコマが一枚の絵のようだ、とあるページを見て思った。見せゴマは常に入れていかなくてはならないのだが、その見せ方がたまらなくツボに入る。

槙絵好きにはたまらない巻…かもしれない。(いや、凶君好きにも天津さん好きにもたまらないかもだが…)
それと、凛の成長が楽しい巻でもある。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ということで、今までのキャラクターが紹介されていますが、あんまり実は覚えていないことが判明しました。

そういえば、万次が、なんで不死身になったかも覚えてないや(笑)

とりあえず、前の巻を読んだときに、凛は、万次に甘えすぎ〜というか、万次、甘やかせすぎ〜とか思っていたのは覚えています。

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2009年12月25日

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