あらすじ
出合茶屋で役者が首をつった。どうやら心中らしいが、女の姿が見えない。検死医師の話から同心の鹿戸吾市は自死と決めつけたものの、役者と知り合いだった中間の砂吉は納得せず、ひとりで調べはじめることに。ところが今度は、砂吉が首つりにみせかけて殺されかけた。深く悔いる吾市を手助けすべく、祝言を目の前にした文之介も探索に加わるが。
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Posted by ブクログ
文ノ介の先輩同心、鹿戸吾市の中間砂吉の友垣の
役者が、首吊り心中したと言う事件が。
砂吉は検死医が見ても、自死というこの事件がどうしても解せない。
大きな役についたばかりで、死ぬ理由がないというのだ。
ここから裏に隠れた事件の真相を探る辛抱強い操作が始まるが、悪人に砂吉も首吊りを装われ、もう少しで死ぬところに。どうにか上手な医者にかかり一命は取り留めたものの。
殺し屋の過去、ゆすりを受けた金貸しの正体。
驚きの結末。