あらすじ
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人間のパパとキツネのママが結婚して、そして生まれた三人の子どもたち、ユイ、タクミ、モエには、キツネ一族からおくられた不思議な能力があった。風の耳、時の目、魂よせの口、それぞれの力をもつ信田家のきょうだいが、時空をこえてよびよせられたのは、金色のドングリがみのる山。しかも、その山の人々はなぜか石にすがたを変えられていたのだった。せまりくる災いをまえに、キツネの血をひく子どもたちの運命やいかに! 人気シリーズ第2弾。
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Posted by ブクログ
みんなどうなっちゃうんだろうって、ドキドキドキドキしながら読んだ。おもしろくて止まらなくて、一気に読んだ。
館主がかっこいい。優しくて、コナラの木との約束を守ったり、にげないでオロチと戦ったりして、信じてたよりたくなる。ちゃんとオロチをやっつけるのに、自分が石になるのがわかっても目を開けて戦った。勇かんで、そういうところがすごく好き。
いつも災難を連れてくるやしゃ丸おじさんが、たよられているのもおもしろかった。おじさんは、キツネの姿の方がかっこいい。裏表紙のおじさんが、よっぱらってしっぽを出しているのもおもしろい。(小5)
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シノダシリーズ二作目。今回もドタバタした内容で、大体の展開は読めていてもやはりオロチとの戦う場面や最後の謎を一つずつ解いていく場面にはドキドキしました、、、!一作目よりもページ数が多く読み応えたっぷりです。
Posted by ブクログ
そりゃあね、私だっていろんな児童文学作家の作品を読みたい気持ちはありますよ。あるんだけれども、時が経てば経つほど、折角読み始めた多くのシリーズものの内容を忘れてしまいそうになるから、そうなる前に読まなきゃって気持ちになることで、どうしても富安陽子先生の作品が多くなってしまうし、そもそも内容がつまらなければ、これだけ同じ作家の作品をたくさん読もうとは思いませんよ。
それでは、なぜ富安先生の作品に夢中になるのかというと、不思議な要素にワクワクドキドキする物語の面白さは勿論なんだけれども、それ以上に私が惹かれるのは、生きていて良かったと思えるような明日への希望や元気をいただけることで、こうした要素って、児童書なんだから当たり前にあるだろと思われそうで、意外と少ないのではと私は感じていて、なぜかというと、こうした要素には作家が児童書を通して何を伝えたいのかという部分が大きく、更にそこには作家の人柄のようなものが如実に表れやすいと思っているからなのです。
というわけで、パパが人間、ママがキツネの一家に起こるドタバタや困難を描いた物語と、大庭賢哉さんの親しみやすい絵が見事にマッチした「シノダ!」シリーズ2作目ですが(2004年作)、前作は現実の世界に不思議なものがやって来た展開だったのに対して、今作では異世界に於ける危機一髪の大冒険が待っていたのです。
それは『まっ暗だった心の中に、ぽつりと希望の灯がともった気分』になったかと思えば、『黒い闇の中をぬけたら、なんにも見えない白い闇』が待ち受けていたりと、小5の長女「ユイ」、小3の長男「タクミ」、3歳の次女「モエ」が乗り越えるには、中々緊迫したハードな展開ではあるのだが、だからこそ前作以上に3人の子どもたちをメインとしながら、それぞれが持つキツネのママから受け継いだ特殊能力も本格的に始動してと、まさに児童書としては子どもたちの成長を追いかける胸熱な展開となっていくのです。
彼女が悪いわけではないのだけれど、それでも異世界に引き込まれて石像と化してしまった友だちを見捨てる訳にはいかないと頑張るユイは、その責任感の強さ故にイライラが募り、ついそれを周囲にぶつけてしまうことや、冷静な一面と頑固な一面が同居するタクミと、子どもたちそれぞれの個性もしっかりと描かれていて…えっ、モエはどうなんだって? なんといっても3歳だから自由きままに振る舞っているだけで充分なんだけれど、実は3人の中で最も洞察力というか、何気ない気付きに優れているのかもしれないね。
異世界で出会う男の子「テト」や、記憶を無くしているように見える逞しい男との出会いを経ながら、敵らしき恐ろしいものとの戦いに謎解きと、様々な要素で楽しませてくれる今回の物語ではあるものの、そうした中で、『名前っていうのは、世の中でいちばん最初の、いちばん短い呪文』であることの持つ大切な意味合いが、他の誰でもない自分でいることが大好きなんだということに気付かせてくれることへと繋がることや、『物語やマンガとちがって、現実っていうのは、そこでおしまいになっちゃったりしないんだね』に込められたメッセージは、大人の私にとってもジンワリと沁み入るものがあって、人の尊厳を踏みにじる争いばかりが引き起こされる、こんな世の中だけれど、子どもたちよ、未来に生きる自分の晴れ晴れとした姿を夢見て幸せになるんだよ!!
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古い和ダンスの一番下の開かずの引き出しから夜叉丸おじさんが飛び出してきたことからユイ、タクミ、モエのきょうだいはタンスの引き出しの中の異世界へ引きずり込まれる。
ハラハラドキドキ、3人の冒険についつい引き込まれる。
何とか異世界を元に戻して帰ってきたらたったの15分っていうのも異世界だ。
ママの封印の話に最後納得。
しかし、夜叉丸おじさんは厄介だね、面白いけど。
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シリーズ2作目。たんすの開かずの引き出しは異界への入口。前回よりもファンタジー色がさらに強めです。シノダ家のきょうだいたちが三人ともきちんと役割があって大活躍。富安さんのお話ってきちんと終わるし、とてもポジティブなので読んでいて安心する。
「ハッピーエンドにしたいんなら、ハッピーエンドになるまで、つづけていけばいいんだよね」
とことん、前向きです。
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シノダ!シリーズ二作目。タンスの引き出しの中にふと見えた森の景色。強い風に飲まれる様に引き込まれてしまったユイ、タクミ、モエの信田兄妹。森の人々は大蛇オロチによって石にされてしまった。石にされずたった一人で残っていたテトと、霧の谷に住む石の工と共に大蛇を倒し、人々を救う冒険に出る。
ユイが持つ風の耳、タクミの時の目、モエの魂寄せの口が存分に発揮される。館主は三申の子と呼んだ。見ざる、言わざる、聞かざるで有名な三猿のことである。キツネ一族の能力をもらった三兄妹。この設定だけでワクワクしちゃう!前作で時の目の力を持て余していたタクミが段々と使いこなしていく様子も必見。ユイが夜叉丸おじさんのキツネ姿を見た時に「キツネ姿の方がかっこいい!!」と言っていたが、全力で同意したい。挿絵すごく可愛かったです。
Posted by ブクログ
開かないはずのタンスの引き出しからおじさんが飛び出し、ユイたちは引きずり込まれた友達を追いかけてタンスの中から異世界へ。子どもたち3人がそれぞれ能力を活かして石の大蛇と戦う。
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石と蛇と館主と石の工。
児童書なので展開は読めるけど、それでもドキドキさせてくれる。
多少今回ホラーちっくなところも笑
パパの職業、最後の最後まで忘れてたよ……笑
Posted by ブクログ
2巻目では、パパとママの出番が少ないんですね
ユイの活躍がたのもしい
ちょっと怖い内容でも
きっとハッピーエンドなんだろうなっていう安心感で読めた(^^;
Posted by ブクログ
1巻3巻と比べると明らかに分厚い…。
そして、「さぁ!災いを越えるぞ!」となるまでが長い気がするのは私だけ?
誰が事の発端なのか、友達を助けて家に帰れるのか
誰でも初めから予想はつくし、その予想通りに話が進み
どんでん返しのビックリ!!は無いものの、
そうそう、やっぱりねーそうよ、そうよ!と納得のストーリーです。
Posted by ブクログ
それぞれに、特殊な能力を備えている信田家の子どもたち。その力よりむしろ、子供らしい正義感やひたむきさで、さまざまな困難を乗り越えていく様子が頼もしかった。素朴な家族のチームワークの良さも魅力的です。
本を読む喜びや、読み終えた満足感が育まれる良書で、大庭賢哉さんの絵も素敵。小学生への贈り物にいいなと思いました。
Posted by ブクログ
両親のいない午後に、姉弟妹は好きな時間をすごそうと計画。
と思ったら、またしてもおじさんのおかげで大変な状態に。
迷惑をかけている、と思わない大人は面倒というより
どうしようもない生き物です。
もはや『大人』のカテゴリーにも属さないかと。
最初から最後まで自分が悪いと思っていないのが
いっそ素晴らしいですね、と言いたくなるほどに。
こんな大人になってはいけません、という見本です。
子供ならばまだ矯正がきくでしょうに…もう無理無理。
しかも、驚くような台詞を吐いてくれました。
見ざる言わざる聞かざる、には、なるほど、です。
全員が能力に目覚めたという事は、3人力を合わせて?
次回もまた、おじさんが問題あり、なのでしょうか。
Posted by ブクログ
2巻目にして、厚みがどどーんと!
高学年の子におすすめ本をするいい機会があったので
シノダシリーズをすすめたら、読んでくれる子がいて嬉しかったわー