【感想・ネタバレ】陋巷に在り13―魯の巻―のレビュー

あらすじ

宿敵・少正卯の誅殺に成功した孔子だったが、三桓家の策謀により、実権を持たない大司寇の位に祭り上げられ、魯の政権の中枢から遠ざけられてしまう。魯の改革に失敗した孔子は、己の無力さに失望し、「天命の求めるところ」を探すため、最愛の弟子・顔回らとともに魯の地を出て、放浪の旅に出ることを決意する。十年の歳月をかけて描き出した渾身の孔子伝、堂々完結の第十三巻。

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