あらすじ
孔子に対抗して塾をかまえ、急速に勢力を拡大していく謎の人物、少正卯。その屋敷に住む妖艶な美女、子蓉は恐るべき性魔術・媚術の使い手だった。練達の儒者である子路をはじめ、孔子の弟子が次々と子蓉の術の虜となり、ついに魔の手は顔回へと及んだ。透徹した精神と類稀な呪術を備えた顔回さえも、子蓉の掌中に落ちてしまうのか? いよいよ佳境に突入する大河娯楽巨編、第三巻。
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Posted by ブクログ
面白いです。こんなに面白いなんて・・・なんで絶版なんだ?!!
泣ける!!!顔儒として太長老の守り役としてまっとうした顔穆(がんぼく)。ああ、孔丘(孔子)の屋敷まで這う姿が・・・・子蓉の媚術の凄さは慄然とする。
顔回、妤、孔子、小正卯、悪悦・・役者が揃ってますます白熱。そして、日本にも今に伝わる節分の由来、豆には鬼を払うちからがあるとか竈神の意味とか、ほんとに面白い。面白い。古本でまだ集めきってないのですがこれはどうしても探さねば・・・・
Posted by ブクログ
第二巻で出てきた「子蓉」なる魔性の女性が大活躍する。
古書店などでもなぜかこの巻ばかり見かけるのは・・・やはりそのせい?
顔回も辛うじて勝てたという感じで、まだこの人物とは次の対決もありそうな雰囲気。
完結は13巻だそうで、まだまだ先は長そう。
新刊書ではまず見かけない。
古本屋で見たらその都度買っているが、読み終わるのはいつになるのやら。
Posted by ブクログ
この巻は主人公「顔回」と媚術の達人「子蓉」との死闘が話の中心となります。それにしても「子蓉」姐さんエロ過ぎます。強すぎます。
自称許嫁の「妤」が、実は凄い能力者かもしれないとも予感されます。
段々大人びてきた「妤」と「顔回」との恋も進展していきそうな気配で、今後の展開が楽しみです。
3巻目にしてようやく漢字や言葉の難しさに慣れてきてすんなり読めるようになってきました。全13巻なのでまだまだ先は長いですが、読み進めていくのが楽しみです。
Posted by ブクログ
顔回危うし。
三桓家である叔孫氏に取り入り、急速に勢力を拡大していく謎の人物・少正卯。その屋敷に住み、恐るべき媚術を使って、儒者である子路をはじめ、孔子の弟子を次々に籠絡する妖艶な美女・子蓉が次に狙ったのは、顔回で…。
顔儒の秘蔵っ子であり、類稀なる呪術をもった顔回が、子蓉の掌中に落ちてしまうのか、ハラハラしながら読みました。勝負は辛くも…ですが、このままでは終わらなそうです。