【感想・ネタバレ】陋巷に在り2―呪の巻―のレビュー

あらすじ

儒者の抵抗によって思わぬ苦戦を強いられた陽虎は、太古の鬼神・饕餮を召喚。瞬く間に儒者の屍の山が築かれていった。その凄まじさに孔子の弟子たちは恐れをなすが、一人、顔回だけは落ちついていた……。土俗的な術を使う政敵との熾烈な闘い、媚術で弟子を次々に骨抜きにする謎の美女の登場、更に許嫁・ヨと顔回の恋の行方は……? ますます白熱する大河歴史小説、待望の第二巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白い・・・陽虎との対決、怪物、饕餮(とうてつ)とのやり取りはもう面白すぎ。だけどこの巻の一番は八佾(はちいつ)の事だったりします。
これは天子のまえで礼のために八人八列で踊る舞の事。天子にしかゆるされません。八X八は易の八卦にもつうじ、64の卦で世界を表します。なので世界(宇宙)を統べるのは世界に一人(天子)しか許されない。なんて凄いんだ。こういったことが色々とでてきてもう、凄すぎて面白い。陽虎が失墜して謎の巫士、小正卯(しょうせいぼう)が登場、その弟子、白顔子、悪悦と魔女の様な美女、悪子蓉。呪術のやりとりが面白いです。顔回と妤も頑張れ~

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2012年04月07日

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