あらすじ
ある日、岩城が手にした一冊の小説「冬の蝉」。不思議に心ひかれるこの作品が映画化される事になり、岩城に主役の話が持ち上がる! 香藤も海外進出をけってまで「草加役」に固執するがそれが大騒動に!? 一方、プライベートでも事件発生。2人の愛の巣に空き巣が侵入! ピリピリと神経質になる岩城に、香藤がとった行動とはいったい!? (本作品は電子書籍化にあたり再編集したもので紙書籍と一部内容が異なります。)
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冬の蝉
5巻の前世の話「冬の蝉」がこんな形で関係してくるなんて。来世で前世を演じるなんて粋です。
自分で招いた逆境を乗り越え、草加役を掴みとった香藤が、らしくて良かった。
芸能人て大変
リアルでも、事務所と折り合いがつかず。とか聞きますけど、一般人以上に会社(事務所)との折り合いて大事なんだな。て思いました。
芸能界て一般人から見れば、華やかでギャラも凄くて別世界て感じですけど、常に綱渡りなのかなーて今回の春抱きを読んで思いました。
リアルじゃ、同性の恋愛自体が公表できる世界じゃないのでしょうけど、だからこそ春抱きを読むと岩城さんと香藤さんが支え合う大切さを感じることができました。
ちなみに、私は髪切った香藤さんの方が好きです!
バイブル
「欲しいものが手に入るまで やれる事は時間の許す限り全てやる やれる事をやらないのは余裕じゃない 手抜きと言うんだ」いつの間にか忘れてしまった20代の情熱を思い出させてくれた香藤のセリフ。この巻を読み返す度に思う。ホント、バイブル。
佐和と雪人の話。
近親者、同性愛者と言う設定。
愛の形はそれぞれだと思いますが、きちんと言葉にしてお互いが気持ちをぶつけ合うので、綺麗にまとまっています。