あらすじ
日本を代表する電機メーカー・テコットの会長となった島耕作は、電機業界のみならず、農水産業や科学界にも目を向けてきた。東京五輪が翌年に迫る中、選手村の建設予定地を視察するなど精力的に職務をこなす。そんなある日、島は万亀相談役から胃がんが進行し、余命が幾ばくもないことを明かされる。自分にだって残された時間は多くはない。やり残した仕事は何か――!? テコット、そして日本の未来のために、島はある決断を下す――。2018年に女優りょう主演でドラマ化された話題作『部長 風花凜子の恋』を特別収録!
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Posted by ブクログ
課長島耕作が始まった頃、私は未だ高校生
バブル時代と大学生時代が重なり
島耕作も同時に出世して行った。
その島耕作も会長を退き相談役へ
サラリーマンの階段を登り切った
この様なサラリーマン生活を全う
出来る人間はホンの一握りだろう。
私も歳を取って来たんだなぁ~。
会長最終巻
会長編もついにラスト。次は相談役。
次期社長には40代女性、しかも彼女の優先順位は夫、音楽、仕事。
島耕作シリーズらしいと言えばその通り。
世の中の流れも、女性の活躍、経営の若返り。
現実に古参の年寄りが多い大企業でこうなったらいじめられるだろうけど。
プライベートも楽しんで、仕事もバリバリというのはある意味理想。
多様化する中で、休日のゴルフやら行きたくもない飲みニュケーションで評価される時代でもないということ。
副業についても同様。
終身雇用も右肩上がりの賃金カーブもなくなった今、一つの会社に忠誠を尽くすというのもおかしな話。
相変わらず、色々と考えるきっかけを与えてくれるマンガ。
相談役シリーズも楽しみ。
社会派マンガの定番
会長シリーズもついに完結であるが、会長ではより経済界へとシフトして描かれてる。島耕作の独自の考察は面白く、ビジネス実用書と言っても過言ではないレベルであると思う。
Posted by ブクログ
令和の時代に入り、ついに島耕作が会長職を引退することになった。今後は相談役になるようだが、まだまだ日本経済のために色々とやることがあるようだ。
国分社長、島会長の体制で6年やってきたTECOTだが、新社長体制からはちょっと荒れそうな雰囲気か。
13巻には特別編として「部長風花凛子の恋」という作品が収録されている。シリーズの35年記念作品ということで、ドラマでも放映されたそうだが、全然知らなかった。こちらも面白い作品だ。