【感想・ネタバレ】失われた時を求めて 5~第三篇「ゲルマントのほうI」~のレビュー

あらすじ

病気がちな祖母のため、ゲルマント家の館の一角に引っ越した語り手一家。新たな生活をはじめた「私」は、女主人であるゲルマント公爵夫人に憧れを募らせていく。サン・ルーとの友情や祖母への思いなど、濃密な人間関係が展開する第三篇「ゲルマントのほう」(一)を収録。〈全14巻〉

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Posted by ブクログ

ネタバレ

語り手のゲルマント公爵夫人に対する恋心と友人サン・ルー(ロベール・ド・サン=ルー侯爵)の恋が描かれている。

ゲルマント公爵夫人との年齢差38歳というのは夫人から見た語り手というのはどんな存在だったんだろう??

この巻は個人的にはサン・ルーや部下のやり取り、当時の男子の会話、当時の青春をを体感できて楽しかった。

やっぱりこの『失われた時を求めて』は何回も読んで文章を味わう作品なんだなぁ、と読書1回目にして思う。1回では筋を追うだけでせいいっぱい。

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2023年05月30日

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