【感想・ネタバレ】孤児たちの軍隊3 銀河最果ての惑星へのレビュー

あらすじ

米国軍事顧問派遣部隊のジェイソン・ワンダー少将は、コッブ中将からの命令を受け、オード曹長とともに月軌道上の宇宙ステーション“ニュー・ムーン”へと向かった。そこにはジェイソンが捕獲した異星人の宇宙艇があリ、〈奇人館リング〉と呼ばれる施設で研究がすすめられていたのだ。ハワード大佐の指揮のもと、初めての駆動テストに立ち会うが、異星艇が突然暴走、瞬時に太陽系を離れると、遥か銀河の果てに向かった!

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Posted by ブクログ

21世紀の「宇宙の戦士」も第3弾になると、趣もだいぶ変わります。

捕獲したナメクジ型異星人の宇宙艇が起動実験中に暴走。あっというまに太陽系を離れ銀河の果てに・・・
ふつ~のスペース・オペラになってしまうか?なんか、いやな予感がする。

まったく知らない惑星に不時着し、帰る手段もなくした場合、人は正気を保っていられるのか?
といった点には触れられない。「火星の人」にも共通していましたが、あくまで前向きに目の前の危機に立ち向かうというか反応していくのです。
ひっかかるものはありつつも、見知らぬ世界での兵士の物語はどんどん読ませてくれます。

次作は連合を結成し、攻め込み殲滅戦となるのでしょうか?アメリカの戦い方のグロテスクな誇張となって21世紀の「宇宙の戦士」の位置に戻ってこれるのでしょうか?

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2015年04月11日

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