あらすじ
東京から転入してきた蛍子(ほたるこ)は、町の伝統「おわら」を踊れるが人前では緊張して踊れなくなってしまう。そんな蛍子にひかれる地元の高校生、光(ひかる)。どうやら、光の叔父と蛍子は昔からの知り合いらしいが、2人は何も語らない。
小さな町に吹き込む、謎と秘密の風。
情緒と青春を瑞々しく描く、新しい小玉ワールドを堪能ください!
感情タグBEST3
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独特の空気感
小玉ユキさんの最高傑作と言ってもよいのでは?と思う、素晴らしい作品。美しい描写、独特の空気感に引き込まれる。暗いし救いのない部分もあるけど、それも含めて関税されている。
Posted by ブクログ
タイトルの印象からはちょっと違う学園青春もの。
富山が舞台で出身の方にも高く評価されているレビューをよく見かける。
青春だけではなくミステリー要素もほんのりあり
坂道のアポロンで自分が好きだった要素がふんだんにちりばめられている。
里央が出てきた時はいじめなどに発展するのかと一緒に心配になったが
直接ぶつかっていくし認めるところは認めてくれるし
ただただ良い子で安心する。
今後の謎解きも楽しみだ。
こちらは踊りもの
おわら風の盆、臨時列車名でなんか知っておりました。ねぷた/ねぶたとかと同様です。
転校してきた女の子、かなり踊れるようで、母親に教わったとのこと。主人公の叔父を「円君」と親しげに呼んでいて、叔父さんも赤面しているんで分かりやすいです。
盆踊りとか、阿波踊りもそうでしょうが、ご先祖様が帰ってきてもらう行事なので、笠で顔を隠すと聞いています。
相合傘はテッパンですねぇ。
匿名
伝統を大事にするような地域の、そこの若者。
どこか、閉鎖的で重苦しさも感じる。そこが大人っぽい。
とっつきにくい作品にも感じるけど、落ち着いて読めるのは良い。
レトロな絵だけど、今回は現代が舞台なよう。
Posted by ブクログ
やっぱり中年オヤジがデレるのに弱い自分です。円くんって女子高生に言われるオヤジwwいい味出しています。伝統芸能「おわら」の踊り観に八尾に行ってみたい…。
感じ悪い
この人の描くヒロインはなんか感じ悪いんだよなぁ。
蛍子もなんかつんけんしていて感じ悪い。ヒロインに感情移入しにくいわ。
おわらがテーマなのは気になるんだけどなー。
絵もあんまり魅力がないので期待薄だな。