あらすじ
ファンタジーの金字塔が新ビジュアルカバーで蘇る!【解説:岩井恭平】
旧版カバーイラストも電子特典として収録!
カシュー王に「アラニア王となれ」と焚きつけられたパーンは、王の資質について悩みながら混乱の極みにあるロードス南部に向かう。戦乱の渦中にある三つの王国で、パーンは王たちの戦いを目の当たりにする!
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Posted by ブクログ
『王たちの聖戦』というタイトルに違わず、それぞれの王が信念を懸けて決断し、戦う姿がとても熱かった。単なる善悪の戦いではなく、国を背負う者たちの覚悟や矜持が描かれていて、シリーズのスケールが一段と大きくなったと感じる。
また、これまでの冒険譚とは一味違い、国家同士の駆け引きや戦場全体を俯瞰した展開が増え、ファンタジーでありながら本格的な戦記物としての面白さも存分に味わえた。ロードスという世界そのものが動いていることを実感でき、ページをめくる手が止まらなかった。
そして何より驚かされたのがアシュラムの復活。前巻ではあまりにも呆気ない最期だっただけに、「これで終わりなのか」と寂しく思っていたが、再びその雄姿を見ることができて思わず胸が熱くなった。敵でありながら圧倒的な存在感を放つ彼が物語に戻ってきたことで、一気に緊張感が増し、これからの展開への期待も膨らむ一冊だった。