【感想・ネタバレ】共犯捜査のレビュー

あらすじ

福岡で資産家の女児誘拐事件が発生。県警捜査一課刑事・皆川は、身代金を奪った犯人を追い詰め溺死させてしまう。被害者への手がかりを失い焦る捜査陣。だが、共犯者の存在が浮かび、次なる幼児誘拐が発生との情報が入る! 皆川は、複雑な連続誘拐に翻弄されながらも、命を張って犯人を追い詰めていく。若き刑事が暴く驚愕の真相とは! 熱き刑事魂を描く警察小説。『検証捜査』兄弟編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今作の主人公は皆川

皆川に対してシリーズ1作目とは違う印象を受けた
1作目『検証捜査』では、浮いていた神谷と(嫌々)付き合う人当たりが良い印象
今作では突っ走っていく、我が道を行く漢!九州男児!(九州男児の皆様不快に感じたらごめんなさい)という印象
物語の始まりが犯人死亡という警察の失敗で、挽回し共犯を見つけ出すと奮起している様子からこの印象になったのかもしれない

作品内の時間経過が分からないのが良い
休みをとる描写は複数回あるが、皆川の犯人を見つけたいという焦燥感を感じられる

大人達の欲に塗れた誘拐事件
被害者の祖父が警察に息子(被害者の父)は何を聞いたのかと問い合わせをする
おかしい、怪しい
でも人間関係は繋がらない
やはり闇サイトかと、
繋がらない人間関係を『闇サイト』で繋げたところが前作と同じで少し雑かなと思った

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2022年04月17日

ネタバレ 購入済み

今作は、福岡県警の皆川が主人公。
児童誘拐事件を解決すべく奮闘する物語。
いったい誰が犯人で、何が目的の誘拐なのか。
事件は二転三転し、関わる人間も多くて、なかなか全容は見えてきませんでした。
しかし、解決してみれば、その真相は信じ難く、家族を崩壊へと導くもので、後味の悪さでいっぱいになってしまいました。
重厚で読み応え充分でしたが、正直、読み疲れは否めません。
それでも不思議と読みたくなるのですよね、堂場さんの作品って。
主軸となる物語(神谷と凛の関係も含む)が結構重たいせいか、スピンオフも自然と重たくなるのかなぁ?
まだ3作品ほどあるようなので、覚悟して⁉︎全部読破したいとは思っています。
最後になりましたが、秋の夜長にお勧めです‼︎

#ダーク

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2021年10月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ


皆川がミスしてもフォローしてくれる上司や同僚がいて警察をとても応援する気持ちになった。
が、ミスをしたところ、特に撃たれたところはおいおい!と突っ込みたくなるくらいまさかだった。

共犯者がたくさん出てきて誰がどういう役割なのか、首謀者は誰なのか。目的はなんなのか。
最後まで分からなくて面白かった

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2021年08月12日

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