【感想・ネタバレ】盾の勇者の成り上がり 12のレビュー

図書館である書物を手にとったことがきっかけで、異世界に召喚されてしまった主人公・岩谷尚文の活躍、もとい“成り上がり”を描く人気ファンタジーノベル。
王道の異世界転生モノですが、主人公が人間不信からのマイナススタートという点がなんとも斬新な作品です。

尚文が召喚されたのは、「メルロマルク」という国。その世界には終末の予言というものが存在し、龍刻の砂時計が落ちはじめたとき、ひと月ごとに訪れる「波」が振りまく災厄を跳ねのけなければ世界は滅ぶ――という不吉な伝承がありました。
それが現実となった今、対処する最終兵器として異世界(=日本)から召喚されたのが、尚文はじめ4人の勇者たち。
しかし、他の3人が、剣・槍・弓という華やかな伝説の武器の属性である一方、尚文の武器は「盾」。なんか地味。そこはかとなく漂う負け組感。
しかし物語はここからが本題です!
なんと他の勇者3人の姦計にはまり、婦女暴行の冤罪を着せられた尚文は、右も左もわからない異世界で、いきなり放逐されてしまうことに……。

現実世界ではオタクで引きこもり気味の大学生、さらに異世界ですら輝けない。
一時は完全に自暴自棄になる尚文でしたが、そのゴ●ブリ並みの生命力で、マイナスの境地から世界を救う本物の勇者になるべく、試行錯誤の旅がはじまります。

もちろん、そんな尚文に同行したり、味方になったりするお約束の美少女たちも、本作の見どころです。
亜人の少女ラフタリア、鳥型の魔物でありながら人型に変形する幼女フィーロ、ツンデレ王女メルティ、これまた亜人のアトラなど、各種美少女しっかりととりそろえ。

本編は現在22巻まで刊行中。さらに漫画版『盾の勇者の成り上がり』、スピンオフ『槍の勇者のやり直し』『盾の勇者のとある一日』『盾の勇者のおしながき』(すべてKADOKAWA)と、関連作も大充実しています。
まずはぜひ、原点である本作から入ってみてください!

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今までのつけ

2022年11月25日

いつだったかのドラゴンゾンビ騒ぎやラースシールド使用のつけが、こんな形で現れるとは思ってなかった。
次巻からラフタリア回。

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Posted by ブクログ 2021年05月11日

面白くて一気に読んでしまった。ひとまず大きな問題(?)が片付き、次の展開が気になるところ。早く次の巻も読みたいと思います。

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Posted by ブクログ 2015年11月28日

相変わらず冗長だけどノリが良いのでいつもよりも楽しめた。
ただ、ビッチを処理しきらなかったのが大きな減点。
新展開に入る前にきっちり決着つけろよ。不快。
シルトヴェルトあたりに性奴隷として売られました、おーしまい!次行ってみよう!
でいいのにいつまで引っ張ってんだよウゼェ。
新展開に関してはあんまり...続きを読む興味はないかな。
全体を通してそれなりに楽しめたけど、マイナス面もおおいし、Web版を改めてチェックする気にはならないかな。

追記
一応Web版をチェックしてみたら膨大な量があった上に完結していたので読んでおいた。
内容的にはチープだと思ったが、この分量を毎日更新していたのはすごい。
なお、本編が完結してからはじまる、槍の勇者のやりなおし、の方が面白かった。

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