【感想・ネタバレ】盾の勇者の成り上がり 7のレビュー

図書館である書物を手にとったことがきっかけで、異世界に召喚されてしまった主人公・岩谷尚文の活躍、もとい“成り上がり”を描く人気ファンタジーノベル。
王道の異世界転生モノですが、主人公が人間不信からのマイナススタートという点がなんとも斬新な作品です。

尚文が召喚されたのは、「メルロマルク」という国。その世界には終末の予言というものが存在し、龍刻の砂時計が落ちはじめたとき、ひと月ごとに訪れる「波」が振りまく災厄を跳ねのけなければ世界は滅ぶ――という不吉な伝承がありました。
それが現実となった今、対処する最終兵器として異世界(=日本)から召喚されたのが、尚文はじめ4人の勇者たち。
しかし、他の3人が、剣・槍・弓という華やかな伝説の武器の属性である一方、尚文の武器は「盾」。なんか地味。そこはかとなく漂う負け組感。
しかし物語はここからが本題です!
なんと他の勇者3人の姦計にはまり、婦女暴行の冤罪を着せられた尚文は、右も左もわからない異世界で、いきなり放逐されてしまうことに……。

現実世界ではオタクで引きこもり気味の大学生、さらに異世界ですら輝けない。
一時は完全に自暴自棄になる尚文でしたが、そのゴ●ブリ並みの生命力で、マイナスの境地から世界を救う本物の勇者になるべく、試行錯誤の旅がはじまります。

もちろん、そんな尚文に同行したり、味方になったりするお約束の美少女たちも、本作の見どころです。
亜人の少女ラフタリア、鳥型の魔物でありながら人型に変形する幼女フィーロ、ツンデレ王女メルティ、これまた亜人のアトラなど、各種美少女しっかりととりそろえ。

本編は現在22巻まで刊行中。さらに漫画版『盾の勇者の成り上がり』、スピンオフ『槍の勇者のやり直し』『盾の勇者のとある一日』『盾の勇者のおしながき』(すべてKADOKAWA)と、関連作も大充実しています。
まずはぜひ、原点である本作から入ってみてください!

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オスト

2022年10月26日

霊亀の話が本格的に展開され、オストが仲間に。
オストが尚文に与えた影響は大きく、それが今後どうなっていくか楽しみ。

それにしても、ツインテールグラス可愛かった。

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購入済み

逆境を乗り越える

2021年10月11日

1つ困難を乗り越えて、ほっとする間もなく、次々と新たな困難が発生するも仲間の協力とアイデアで乗り越えるハラハラ、ドキドキで楽しく読めました。

#アツい #ドキドキハラハラ

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ネタバレ購入済み

盾の一行はカッコ良かったけど

2020年02月23日

キョウがやっぱりうざすぎる…… こういう話通じない相手書くのうますぎて作者さん逆にすごすぎます…
でもラルク達が味方についたのは良かった!早くオストの血と涙の結晶である力を取り戻してほしいです!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年10月10日

全体の話としては2度目の霊亀戦。
グラスやラルクたちが出てきた時はこいつらが黒幕かと思ったが、実は敵対心はなく共闘することに。
真の黒幕、キョウとやらが中々にクズだった。
ここまで読み進めてきて、作者は実にいろんなクズを生み出せるもんだなぁと感心してしまう。

というか、もう盾つえぇな、十分に笑
...続きを読むり上がったんじゃね(完)?って思ってしまう笑

最後にリーシアが覚醒し、キョウを追い詰めるところは良かったし、これまで行動を共にし、何度も救ってくれたオストを殺すことになるところは感動した。主人公も中々にクズだけど、自分を信用してくれる人のことを守ることに関しては一貫しているなあと思っている。

あとこれまでいろんなラノベを読んできて、盾の勇者の成り上がりは戦闘シーンの臨場感が足りないなぁと思っていたけど、この巻の霊亀戦はなかなかハラハラさせてもらい満足している。

次からラルクたちの世界へキョウを追い突入だ!

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