【感想・ネタバレ】盾の勇者の成り上がり 17のレビュー

図書館である書物を手にとったことがきっかけで、異世界に召喚されてしまった主人公・岩谷尚文の活躍、もとい“成り上がり”を描く人気ファンタジーノベル。
王道の異世界転生モノですが、主人公が人間不信からのマイナススタートという点がなんとも斬新な作品です。

尚文が召喚されたのは、「メルロマルク」という国。その世界には終末の予言というものが存在し、龍刻の砂時計が落ちはじめたとき、ひと月ごとに訪れる「波」が振りまく災厄を跳ねのけなければ世界は滅ぶ――という不吉な伝承がありました。
それが現実となった今、対処する最終兵器として異世界(=日本)から召喚されたのが、尚文はじめ4人の勇者たち。
しかし、他の3人が、剣・槍・弓という華やかな伝説の武器の属性である一方、尚文の武器は「盾」。なんか地味。そこはかとなく漂う負け組感。
しかし物語はここからが本題です!
なんと他の勇者3人の姦計にはまり、婦女暴行の冤罪を着せられた尚文は、右も左もわからない異世界で、いきなり放逐されてしまうことに……。

現実世界ではオタクで引きこもり気味の大学生、さらに異世界ですら輝けない。
一時は完全に自暴自棄になる尚文でしたが、そのゴ●ブリ並みの生命力で、マイナスの境地から世界を救う本物の勇者になるべく、試行錯誤の旅がはじまります。

もちろん、そんな尚文に同行したり、味方になったりするお約束の美少女たちも、本作の見どころです。
亜人の少女ラフタリア、鳥型の魔物でありながら人型に変形する幼女フィーロ、ツンデレ王女メルティ、これまた亜人のアトラなど、各種美少女しっかりととりそろえ。

本編は現在22巻まで刊行中。さらに漫画版『盾の勇者の成り上がり』、スピンオフ『槍の勇者のやり直し』『盾の勇者のとある一日』『盾の勇者のおしながき』(すべてKADOKAWA)と、関連作も大充実しています。
まずはぜひ、原点である本作から入ってみてください!

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購入済み

波の尖兵

2023年01月14日

波の尖兵たちがもつ、聖武器や眷属器を奪う力。それを与えている者の正体や、目的が何なのか続きが気になる。
正義については、悩み続けるしかないと思う。

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購入済み

まあまあ

2017年05月04日

期待通りでストーリーが素直で読み応えがあった次号も買いたいと思うので少し変化を変えてほしい。

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