【感想・ネタバレ】盾の勇者の成り上がり 5のレビュー

図書館である書物を手にとったことがきっかけで、異世界に召喚されてしまった主人公・岩谷尚文の活躍、もとい“成り上がり”を描く人気ファンタジーノベル。
王道の異世界転生モノですが、主人公が人間不信からのマイナススタートという点がなんとも斬新な作品です。

尚文が召喚されたのは、「メルロマルク」という国。その世界には終末の予言というものが存在し、龍刻の砂時計が落ちはじめたとき、ひと月ごとに訪れる「波」が振りまく災厄を跳ねのけなければ世界は滅ぶ――という不吉な伝承がありました。
それが現実となった今、対処する最終兵器として異世界(=日本)から召喚されたのが、尚文はじめ4人の勇者たち。
しかし、他の3人が、剣・槍・弓という華やかな伝説の武器の属性である一方、尚文の武器は「盾」。なんか地味。そこはかとなく漂う負け組感。
しかし物語はここからが本題です!
なんと他の勇者3人の姦計にはまり、婦女暴行の冤罪を着せられた尚文は、右も左もわからない異世界で、いきなり放逐されてしまうことに……。

現実世界ではオタクで引きこもり気味の大学生、さらに異世界ですら輝けない。
一時は完全に自暴自棄になる尚文でしたが、そのゴ●ブリ並みの生命力で、マイナスの境地から世界を救う本物の勇者になるべく、試行錯誤の旅がはじまります。

もちろん、そんな尚文に同行したり、味方になったりするお約束の美少女たちも、本作の見どころです。
亜人の少女ラフタリア、鳥型の魔物でありながら人型に変形する幼女フィーロ、ツンデレ王女メルティ、これまた亜人のアトラなど、各種美少女しっかりととりそろえ。

本編は現在22巻まで刊行中。さらに漫画版『盾の勇者の成り上がり』、スピンオフ『槍の勇者のやり直し』『盾の勇者のとある一日』『盾の勇者のおしながき』(すべてKADOKAWA)と、関連作も大充実しています。
まずはぜひ、原点である本作から入ってみてください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

勇者会議とカルメラ島での特訓、ラルクやてテリスとの出会い、波、そしてまさかの新キャラ2人は敵側と盛り沢山。

まず言いたいのは、弱い奴らは人の言うこと聞けってことですね。あんだけ言うこと聞かずに弱いと早く死んでしまえって思っちゃいますけど、フィトリアからそれができないことを伝えられている分、大変です。よく物語ができてます。でも自分が主人公であってもほんとイライラすると思います笑
てか弱いってまず自覚しろ!

あとラルクとテリスが敵側で異世界の勇者であることが明かされました。これで1番の問題は波って実際何?ってことですね。今後明かされていくのかなぁ??

また、ここに来て武器の性能について色々追加されました。主人公だけが他の勇者の言ったことを信じたがために、各勇者の信じる強化方法が全て実現!
でも個人的にはよくわからないパラメーターが一気に増えた〜って感じがしました笑

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2020年10月07日

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