あらすじ
宙(そら)に道を探した青年は今、人類で最も長い距離を翔けた。This is SFニュースタンダード。大喝采の一部完!! 愛し合うことだけはどうしてもやめられないんだ。――2080年 星野八郎太(木星への有人飛行を初成功させた、フォン・ブラウン号の乗組員の言葉)
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Posted by ブクログ
「真理の探究は科学者が 自らに課した使命です。
「本物」の神はこの広い宇宙の
どこかに隠れ我々の苦しみを傍観している
いつまでもそれを許しておけるほど私は
寛容な人間ではない。
神が愛だと言うのなら我々は神になるべきだ
さもなくば。。。
我々人間はこれから先も永久に真の愛を知らないままだ。」
Posted by ブクログ
やぁぁーやっぱいいっすよ!これ書いたとき幸村誠何歳だよ!こんな話書ける人ってどんな人なんだろ‥。
ロックフェラーの人としてのあり方に尊敬。近くにいてほしくはない。フィーのジレンマはきっとおとなになった皆が考えるんだろうな。そしてハチ、大きくなったなって感じ。この内面の成長の仕方は次の『ヴィンランド・サガ』にも通じていくと思う。やっぱいいなぁ、プラネテス。
Posted by ブクログ
「愛し合うことだけは どうしてもやめられないんだ」
ここへ帰着するとは…いい意味で予想を大幅に裏切られ、爽快だった。宇宙飛行士の開拓物語で終わるのか、と予想していたからだ。ただ、この言葉が「人間同士」と限定されたものにしか聞こえず、評価・レビュー共に書き直す事にした。再読したらまた気付く事もあるかもしれんが、主人公のハチマキが動いても読者である自分に躍動感が生まれなかった、と言うのが一番大きいかもしれない。
4巻の見返しに作者が書いていたことはとても身近な人としての未熟さを素直に文章にしているととても頷けたのだが、それが作品の中の主人公が体現しいる、と言うと言う風に感じなかった、と言うだけだ。