【感想・ネタバレ】続 会津士魂 六 反逆への序曲のレビュー

あらすじ

元白虎隊士の山川健次郎と妹の捨松らは官費留学生として渡米し、勉学に励む。一方、カリフォルニア開拓に賭けた会津人一団は、理想郷の夢を無惨に砕かれていく。日本近代史に輝いた人々と、異国の土となった者たち――。故郷を奪われた会津藩士達を描き、勝者に歪められた事実を敗者から検証する。明治百年を経た今こそ必読の現代日本再生の示唆に富んだ歴史大河小説。

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Posted by ブクログ

“第6巻”だが、悲劇の自刃を遂げた白虎隊士中二番隊の隊員を弟に持っている日下義雄こと石田五助が渡米の機会を掴んだ話し…米国の“ワカマツ・コロニー”の顛末…米国で客死してしまったおけい…警察官ということになる“邏卒”に応募しようとする者も現れたという話し…などが綴られている。それぞれに引き込まれるものがある…
“第6巻”には兵馬と妹も登場する。兵馬は“贋札”の一件で東京に逃れてきている…他方、妹は横浜の料亭で働いている…と、ここにあの新蔵が久々に登場する!!横浜で何やら怪しげな活動をしており、妹の前に現れるのだ…「様々な物語の集成」の様相を呈した作品を「一編の物語」として繋ぐ部分が出て来た!!

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2009年10月04日

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