【感想・ネタバレ】続 会津士魂 二 幻の共和国のレビュー

あらすじ

榎本武揚率いる旧幕軍艦隊は蝦夷地に上陸、土方歳三らの破竹の進撃で、箱館五稜郭に入城を果たす。榎本と元会津藩士らは新政府樹立を宣言するが、列強は局外中立を撤廃、明治政府軍も次々と集結して蝦夷共和国に迫り――。故郷を奪われた会津藩士達を描き、勝者に歪められた事実を敗者から検証する。明治百年を経た今こそ必読の現代日本再生の示唆に富んだ歴史大河小説。

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Posted by ブクログ

箱館の戦いに関しては、例えば「五稜郭に拠って抵抗した旧幕臣らの勢力が一掃され、戊辰戦争は終結した」というような、余りにもサラッとした簡単な表現で語られる場面が多いような気がするが、この“第2巻”を読むと非常に深遠なドラマが在ったことがよく判る。“発見”をもたらしてくれるような一冊である。

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2009年10月04日

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